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イタリアの文化に関する本の

会場 イタリア文化会館 1F エキシビジョンホール 入場無料(要予約)

イタリアの文化に関する本の紹介セミナー

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 『バザーリア講演録 自由こそ治療だ! イタリア精神保健ことはじめ』

バザーリア講演録 自由こそ治療だ!

■日時

 4月7日(土) 15:00-16:00

■書名

 『バザーリア講演録 自由こそ治療だ! イタリア精神保健ことはじめ』
(フランコ・バザーリア 著、大熊一夫、大内紀彦、鈴木鉄忠、梶原徹 訳、岩波書店、2017)

■登壇者

 鈴木鉄忠、大内紀彦

■セミナー内容

精神病院を廃止した国があるらしい、そんな話を聞いたことがありますか。その国こそ、他でもないイタリアなのです!

今から40年前の1978年、イタリアの国会で一つの画期的な法律が成立しました。その法律は、これまでの病院中心の精神医療と決別し、心病む人びとの権利と生活を中心に据えた地域精神保健の実現を明示しました。そして1999年、政府は国内すべての公立精神病院の閉鎖を宣言し、イタリアは世界で初めて「精神病院のない国」となったのです。この取り組みは世界保健機関(WHO)から高く評価され、世界の国々から大きな注目を集めています。

この大改革を主導したのが、ヴェネツィア出身の精神科医フランコ・バザーリアでした。1960~70年代にかけて、バザーリアは彼の賛同者とともに、イタリア北東部のゴリツィアやトリエステを舞台として、精神病院の人間化に取り組みました。やがてその変革は、イタリア中を巻き込んだ社会運動となり、ついに「バザーリア法」とよばれる上述の法律として結実したのです。

ここで紹介する『バザーリア講演録 自由こそ治療だ!-イタリア精神保健ことはじめ』は、バザーリア最晩年の講演録で、そこでは彼の思想と実践の集大成が余すところなく語られています。本セミナーでは、バザーリアとは誰か、イタリアの精神保健改革とはどのようなものだったのかについて、訳者自身がお話しします。

 

(以下のサイトで日本とイタリアの精神保健関連の情報を発信しています)
https://www.facebook.com/FreedomIsTherapeutic/
http://freedom-is-therapeutic.net/

 

 講師プロフィール

鈴木 鉄忠(すずき・てつただ)

共愛学園前橋国際大学専任講師。博士(学術)。専門は地域社会学。主な業績に、Libri Migranti(Melita Richiter編著)、主な訳書に『バザーリア講演録 自由こそ治療だ!―イタリア精神保健ことはじめ』、『精神病院のない社会をめざして―バザーリア伝』などがある。

大内 紀彦(おおうち・としひこ)

ヴェネツィア大学大学院修了。特別支援学校教員。専攻は日伊の特別支援教育および日伊文化交流史。訳書に『バザーリア講演録 自由こそ治療だ!―イタリア精神保健ことはじめ』、『精神病院のない社会をめざして―バザーリア伝』がある。

お申し込み

参加ご希望の方は予約専用ホームページよりお申し込みください。

 

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 L'italiano dell'arte

L'italiano dell'arte

■日時

 4月9日(月)13:30-14:30

■書名

 L'italiano dell'arte (Rossana Andriuzzi, HOEPLI, 2017)

■登壇者

 ロッサーナ・アンドゥリウッツィ (日伊逐次通訳付)

■セミナー内容

絵画作品の分析を通してイタリア語を学習するという斬新なコンセプトのもと、語学総合コースのレベルが中級の外国人(B1/B2)用に考案されたテキストです。学習者はこのテキストでまず視覚で絵画作品をインプットし、その作品について考え、仮説を立てます。同時に、相手に伝える力を伸ばすため、イタリア語の語彙や知識を増やし、イタリア語でイタリア美術について語ることができるよう組み立てられいます。更に、イタリア語で書かれたイタリア美術史に関する情報をリサーチし取得するなかで、学習者は自主的にレベルアップできるものと考えられます。

 講師プロフィール

ロッサーナ・アンドゥリウッツィ

バジリカータ州アンツィ生まれ。フィレンツェ大学文学部歴史・芸術コース卒業。卒業後中・高等学校の国文学科目の教師になる。数年間フィレンツェで学校教師として、またイタリア語学、美術史、貴金属史の教師として外国人向けのイタリア語学学校数校で教鞭を取り、その間シエナ大学でDITALS(外国人向けイタリア語教授法有資格)を取得。

2004年から日本に滞在。現在は東京イタリア文化会館でイタリア語講師として勤務。

お申し込み

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 『身近で見たマエストロ トスカニーニ』

身近で見たマエストロ トスカニーニ

■日時

 4月10日(火)15:00-16:00

■書名

 『身近で見たマエストロ トスカニーニ』
(サミュエル・チョツィノフ 著、石坂 廬 訳、株式会社アルファベータブックス、2017)

■登壇者

 石坂 廬

■セミナー内容

二十世紀の前半まで長きにわたり世界のオーケストラ指揮者の頂点にあったアルトゥーロ・トスカニーニ(1867~1957)はパルマ音楽院を最優秀で卒業した翌年、19歳で歌劇団のチェロ奏者としてブラジル公演に参加すると、代役としての突然の指揮者デビューにも拘らず計18演目をすべて暗譜で指揮し成功を収めた伝説の指揮者です。ミラノのスカラ座、メトロポリタン歌劇場、ニューヨークフィル、NBCオーケストラの常任指揮者を務め、ザルツブルク音楽祭やバイロイト音楽祭にも客演するなど指揮者として大活躍をする一方で個人としての興味深いエピソードにも事欠きません。本書はトスカニーニの右腕として共にいた著者のサミュエル・チョツィノフが1926年に取材でトスカニーニと知り合った時からマエストロの引退までの約30年間を振り返って書かれたものですが、生真面目さと楽しさが同居する大変面白い本です。「音楽」が「音学」になっては楽しさも半減です。セミナーではトスカニーニの芸術家としての厳しい姿勢だけでなく、ファシズムへの抵抗など人間的で多様な素顔に触れます。

 

 講師プロフィール

石坂 廬(いしざか いおり)

日本火災海上保険(株)に32年間勤務の後、笹川平和財団監査室勤務。訳書に「悲しみと希望:ラビン首相の孫が語る祖父、国、平和」。 小学校よりコーラスを始め、早稲田大学グリークラブで男声合唱を行なう。卒業後、海外との文化交流活動として、1970年に西ドイツ、イスラエルをはじめ、オーストリア、ラトヴィア、英国、中国、台湾などの演奏会や音楽祭に参加している。 現在、稲門グリークラブ会員。日本ラトヴィア音楽協会会員。

お申し込み

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 『暮らすように旅するフィレンツェ/トスカーナ : おいしいものと素敵なところの旅手帖』

暮らすように旅するフィレンツェ/トスカーナ

■日時

 4月11日(水)15:00-16:00

■書名

 『暮らすように旅するフィレンツェ/トスカーナ : おいしいものと素敵なところの旅手帖』(古澤千恵、筑摩書房、2017)

■登壇者

 古澤千恵

■セミナー内容

花の大聖堂ドゥオモや糸杉だけでない、もっと普段の、日常のフィレンツェ、トスカーナはほんとうはとっても魅力的。
地元のフィレンツェッ子たちが通う店、愛するもの、素敵な場所、美味しいところはどんなところなのか。ずっと変わらない、愛され続けているフィレンツェと最新の情報とともに、今までとは違う旅の楽しみ方のご提案。

旅先だけれどイタリアで暮らしているような気持ちになれる、いつもと違ったフィレンツェの魅力、そして、イタリア人だけが知っている、イタリア人が普段に通っている、ほんとうは秘密にしておきたいことを、著書が経験したエピソードなどを交え、たっぷりご案内します。

 

 講師プロフィール

古澤 千恵(ふるさわ ちえ)

2000年にイタリアへ渡りトスカーナで暮らす。2010年に鎌倉・長谷にエノガストロノミア「OLTREVINO」をオープン。日本とトスカーナの自宅を行き来し、イタリアのアンティークショップ「OVUNQUE」を運営、店舗・住宅のコーディネートを手掛ける。メニュー開発や雑誌のスタイリング、料理講師など幅広く活躍中。2016年には「とっておきのトスカーナツアー」(朝日旅行)を開催(2018年も開催予定)。また佐賀県有田において、有田焼400周年事業の特別ディナーとテーブルコーディネートを行う。著書に『とっておきのフィレンツェ/トスカーナ』(筑摩書房)『トスカーナ 美味の教え』新刊『暮らすように旅するフィレンツェ/トスカーナ』(筑摩書房)がある。

お申し込み

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 『モテる大人になるための50の秘密指令』

モテる大人になるための50の秘密指令』

■日時

 4月12日(木)15:00-16:00

■書名

 『モテる大人になるための50の秘密指令』
(ピエルドメニコ・バッカラリオ、エドゥアルド・ハウレギ 著、アントンジョナータ・フェッラーリ 絵、有北雅彦 訳、太郎次郎社エディタス、2018年2月)

■登壇者

 有北雅彦

■セミナー内容

親を観察、炊事に洗濯、家系図作成、デートの誘い、忍者……。
冒険好きのキミに、伝説のスパイから指令が届いた。
どんなミッションも、華麗に、かつスマートに。
秘密諜報員となって、口うるさい親たちにバレないように挑戦し、
モテる大人の秘密を入手せよ!

世界で500万部を突破した『ユリシーズ・ムーア』シリーズで知られる
児童文学作家・バッカラリオらが贈る、
ちょっぴり変わった”オトナ”体験ガイドが登場。

『13歳までにやっておくべき50の冒険』に続く、
イタリア発の人気アドベンチャーガイドシリーズ、待望の第2弾。

セミナーでは、この本の魅力や楽しみ方、翻訳作業の裏話などを、訳者の有北雅彦さんがご紹介します。

 

 講師プロフィール

有北雅彦(ありきたまさひこ)

1978年、和歌山県生まれ。作家・演出家・翻訳家・俳優。大阪外国語大学でイタリア語を学ぶ。また、在学中にコメディーユニット「かのうとおっさん」を結成。映画や演劇などイタリアの文化的お宝を日本に紹介する「京都ドーナッツクラブ」のメンバーとしても活躍中。

訳書に『13歳までにやっておくべき50の冒険』(太郎次郎社エディタス)、ドーナッツクラブ名義の訳書としてはシルヴァーノ・アゴスティ『見えないものたちの踊り』(シーライトパブリッシング)などがある。

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 『こどもってね・・・・・・』

こどもってね・・・・・・

■日時

 4月13(金)15:00-16:00

■書名

 『こどもってね・・・・・・』
(ベアトリーチェ・アレマーニャ 著、みやがわえりこ 訳、きじとら出版、2017)
 第23回いたばし国際絵本翻訳大賞<イタリア語部門>受賞作品

■登壇者

 宮川絵理子

■セミナー内容

『こどもってね......』 ~はじめての絵本翻訳~
昨年きじとら出版より刊行された絵本『こどもってね......』(原題:Che cos’è un bambino?)は、いたばし国際絵本翻訳大賞受賞作であり、私の初の訳書です。 ベアトリーチェ・アレマーニャによる力強い絵と美しい詩のような文章からなるこの絵本は、「かつてこどもだったおとなたち」と「これからおとなになっていくこどもたち」に優しく語りかけます。絵本翻訳未経験だった私がどのように翻訳に取り組んだのか、初挑戦ならではのエピソードを、イタリア語学習やイタリアでの大学生活などの話も交えながらお話できればと思っています。

 

 講師プロフィール

宮川絵理子(みやがわえりこ)

2011年 東京外国語大学外国語学部(イタリア語専攻)卒業
2017年 シエナ大学史学文化財学科(美術史専攻)卒業
シエナ大学在学中にイタリアから応募した第23回いたばし国際絵本翻訳大賞でイタリア語部門大賞受賞

お申し込み

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 『歴史小説のレトリックー ―マンゾーニの〈語り〉』

歴史小説のレトリックー ―マンゾーニの〈語り〉

■日時

 4月 14(土)  13:30-14:30

■書名

 『歴史小説のレトリックーーマンゾーニの〈語り〉』
(霜田洋祐、京都大学学術出版会、2018年3月)

■登壇者

 霜田洋祐

■セミナー内容

本書は、イタリアの国民文学、アレッサンドロ・マンゾーニの歴史小説『婚約者』を対象とした日本で初めての研究書です。イタリア最初の近代小説とも言える『婚約者』は、単純なストーリーも“そこそこ”面白いのですが、この作品の真の魅力はその独特の〈語り〉にあります。何が書かれているか以上に、どのように書かれているかが面白いのです。本書では特に、歴史的現実を忠実に再現しようというマンゾーニのこだわりがいかにテクストに反映されているかについて、語りの技法の分析から考察しています。

小説『婚約者』は、イタリア文学史上の傑作として知られながらも日本ではこれまで十分に紹介されてきたとは言えないため、今回のセミナーでは、細かい作品分析の話をするだけでなく、そもそも『婚約者』とはどのような作品なのかということについても、本書のコラムに記した挿話なども交えながら紹介できればと思っています。

 講師プロフィール

霜田洋祐(しもだ・ようすけ)

京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了(イタリア語学イタリア文学専修)。博士(文学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)。

お申し込み

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アクセス

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イタリア文化会館 東京

〒102-0074 東京都千代田区九段南2-1-30
東京メトロ東西線、半蔵門線、都営新宿線
「九段下」駅下車徒歩10分
※駐車場はありませんので、車での来館はご遠慮ください。