イタリア関連のイベント情報をお伝えします。

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イタリアに関するイベント

イタリア文化会館は美術、音楽、映画、演劇、ダンス、ファッション、デザイン、写真等の多様な分野で文化催事を多数企画・開催しています(年間150以上のイベント)。

また、日本の様々な大学や教育機関などとの長年にわたる協力関係のもとで、学術的な催事・講演会を共催し、日本の諸機関や企業などが主催するイタリア関連イベントの積極的な後援も行っています。

より多くの日本の方々にイタリア文化の多彩な面に触れていただくため、イタリア文化会館では殆どのイベントを入場無料で開催しています。

ナタリア・ギンズブルグ生誕100年記念 アンナ・ボナユート『ある家族の会話』を読む

イベント終了日:2016年09月23日(金)
ナタリア・ギンズブルグ生誕100年記念 アンナ・ボナユート『ある家族の会話』を読む
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ナタリア・ギンズブルグの小説のなかで、『ある家族の会話』(Lessico famigliare, 1963年ストレーガ賞受賞)は、イタリア国内でもっとも知られ、また、もっとも多く翻訳された作品です。ギンズブルグ自身が同著のまえがきで書いている ように、この作品には架空のものはまったくなく、登場人物の人名もそのまま用いられています。自身の家族の歴史を通して、ファシズム、戦争、ユダヤ人迫害 から戦後の復興にいたる1920年代から50年代までの、イタリア史のなかでも困難だった一時期をたどっています。小説には、反ファシストであった両親の 他、1944年に獄死した夫レオーネ・ギンズブルグやチェーザレ・パヴェーゼ、アドリアーノ・オリヴェッティなど、忘れがたく、またイタリア文化史上重要 な人たちが登場します。
アンナ・ボナユートは、イタリア国営ラジオRai 3で、『ある家族の会話』を全編朗読し、オーディオブックを出しました。今回はこの作品の中心となる部分を抜粋して朗読します。ボナユートの朗読からは、 作品を貫く魂や雰囲気が伝わってくることでしょう。なお、朗読は原語で行われますが、須賀敦子氏による日本語訳をスクリーンに投影します。
*須賀敦子訳『ある家族の会話』は白水社より刊行されました。

お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it Tel. 03-3264-6011(内線13, 29)
お申し込み:件名を「9月23日イベント」として、お名前(ローマ字表記)、電話番号、参加人数を明記の上、メールにて eventi.iictokyo@esteri.it までお申し込みください。

ナタリア・ギンズブルグ(1916-1991) Natalia Ginzburg
20世紀イタリアを代表する作家のひとり。1942年、最初の長編小説『町へゆく道』(La strada che va in città) を刊行。その後、小説、短編、エッセイなどを執筆し、新聞や雑誌にも寄稿する。1966年には劇作家として、はじめての作品を発表。その後も戯曲を書き、 それらの舞台は大きな成功を収めている。父親がユダヤ系イタリア人の大学教授であるというユダヤ系の家系と、父親や兄弟、夫のレオーネ・ギンズブルグが反 ファシストであったことから、ファシズムの時代はナタリアにとってひじょうに厳しいものとなった。夫レオーネは、ローマのレジーナ・チェリ刑務所に収監さ れ、拷問を受け獄死している。後に、著名な英文学者ガブリエーレ・バルディーニと再婚した。『ある家族の会話』は1963年に出版され、批評家や読者から 大きな称賛を得た。また、多くの学校で読本として採用される。1960年代末から、社会、政治活動に携わるようになり、1983年には下院議員に選出され る。著名な歴史家カルロ・ギンズブルグは息子、作家のリーザ・ギンズブルグは孫である。
日本語訳された著作には、『ある家族の会話』の他に、『マンゾーニ家の人々』(La famiglia Manzoni)、『モンテ・フェルモの丘の家』(La città e la casa)(以上、須賀敦子訳)、『わたしたちのすべての昨日』(Tutti nostri ieri)、『町へゆく道』、『夜の声』(La voce della sera)(以上、望月紀子訳)などがある。

アンナ・ボナユート Anna Bonaiuto
国立演劇芸術アカデミー卒業。舞台、映画で活躍するイタリアの著名な女優のひとり。エレナ・フェッランテの小説を原作とするマリオ・マルトーネ監督の映画『愛に戸惑って』(L’amore molesto)で主役を演じ、ナストロ・ダルジェント賞、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞などの他、シカゴ国際映画祭最優秀女優賞を受賞。
主な出演作品に、『夫婦の危機』(Il caimano, ナンニ・モレッティ監督)、『イル・ポスティーノ』(Il postino, マイケル・ラドフォード監督)、『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』(Il Divo, パオロ・ソレンティーノ監督)、『マイ・ブラザー』(Mio fratello è figlio unico, ダニエレ・ルケッティ監督)、Fratelli e sorelle(「兄弟・姉妹」, プーピ・アヴァーティ監督)、Dove siete? Io sono qui(「どこにいるの。私はここにいる」, リリアーナ・カヴァーニ監督)など。このカヴァーニ作品でヴェネツィア国際映画祭女優賞を受賞した。
舞 台女優としての活躍もめざましく、カルロ・チェッキ、トニ・セルヴィッロ、ルカ・ロンコーニ、ロベルト・アンドーの演出によるシェイクスピア、チェーホ フ、イプセン、ピンターの作品などに出演している。なかでも、エドゥアルド・デ・フィリッポ作『土曜・日曜・月曜』ではトニ・セルヴィッロとともに主演 し、イタリアの主要な演劇賞Ubu賞の女優賞を受賞した。

インフォメーション
開催日: 2016 年 9月 23 日 (金)
時間: 18:30
主催 : イタリア文化会館
入場 : 無料
会場 : イタリア文化会館アニェッリホール
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