欧州文化首都11都市によるプレゼンテーション&交流会

Buongiorno a tutti!

今日はイタリアのみならずヨーロッパと日本をつなぐ文化イベントのお知らせです。


(写真:昨年の開催の様子)

過去26年間、約3万人の日本のアーティストが欧州文化首都に参加しました。
これまでも、このプレゼンテーションと交流会を通して、多くの企画が現地の公式プログラムとして実現しています。
このチャンスをぜひご活用ください!
世界100か国からアーティストが集まる欧州文化首都。各都市代表者が来日し、それぞれの魅力あふれる取り組みをご紹介します。
先々の都市は開催準備、過去の都市は活動の継続のため、日本のアーティスト情報を求めています。プレゼン終了後は各都市のブースを設け、直接ご自身の活動をアピールできる交流会も開催しますので、資料をご持参ください。
資料は、各都市にて今後の企画に活用されます。また、日欧のアーティスト交流「パスポートプログラム」も発表予定です。詳細は、Facebookイベントページにて順次更新いたします。

対象者:欧州文化首都におけるプログラム参加に関心のあるアーティスト、芸術文化団体
言語:英語
参加費:無料(要申し込み)
持ち物:ご自身の活動資料(英語表記)
日程:2019年2月21日(木) 16:30開始(開場30分前)
会場:ベルサール飯田橋駅前(東京)   アクセス
-「飯田橋駅」A2出口徒歩2分
(東西線・有楽町線・南北線・大江戸線)
-「飯田橋駅」東口徒歩3分(JR線)
お問合せ先:EU・ジャパンフェスト日本委員会事務局(TEL:03-3288-5516)

<参加申し込み>
下記の情報を全て明記の上、E-mail (eu-japan@nifty.com)でお申し込みください。
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件名:欧州文化首都プレゼンテーション2019申し込み
氏名(日・英):
所属:
活動ジャンル:(例:演劇、ダンス、美術など)
連絡先(E-mail・電話):
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*完全予約制。
*先着450名。定員になり次第、受付終了。
*複数申し込みは3名まで受付可。参加を希望される方全員の上記情報をお送り下さい。
*お申込みメール受領後、折り返し予約番号をお知らせいたします。
*毎年多数のお申し込みをいただいており、今回も満席が予想されますので、お早目にお申し込みください。
皆様からのお申込みをお待ちしております!

プレゼンター:2016年~2022年までの欧州文化首都代表者

・ヴロツワフ2016(ポーランド)
・レーワルデン2018(オランダ)
・ヴァレッタ2018(マルタ)
・マテーラ2019(イタリア)
・プロヴディフ2019(ブルガリア)
・ゴールウェイ2020(アイルランド)
・リエカ2020(クロアチア)
・ティミショアラ2021(ルーマニア)
・エレフシナ2021(ギリシャ)
・ノヴィ・サド2021(セルビア)
・カウナス2022(リトアニア)

 

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Filed under: 未分類 — イタリア文化会館東京 17:10

オペラの世界12 「息を支える」L’appoggioとはなにか

Buongiorno a tutti!

音楽評論家河野典子さんによるオペラブログ、好評につき追加の第12弾をお届けします!
Buona lettura a tutti!

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音にすることよりも息が先行する

オペラ歌手だけではなく、イタリア語を学ぶ日本人の方々にも共通することですが、日本語とイタリア語を発音する上でのもっとも大きな違いは、イタリア語では言葉を喋るときに「まず息が先行する」ということです。
これをオペラを学ぶ学生に言うと、発音し始める前に息漏れをさせるのが息が先行するものだと勘違いすることがよくあるのですが、そうではありません。
日本語というのは、喉だけで喋ることができる言語です。ですから声を使う職業の方以外は、普段日本語を喋るのに身体を使うという意識を持っている人は少ないでしょう。
喋り始める直前にまず腹筋、横隔膜を使って、肺に満ちている空気を息として送り出すことを意識的にやってみると、下から送られた声によって声帯が鳴って声が出るということが実感できます。言葉を先に言おうとして上から抑え込んで発音するのではなく、息が自由に進みたい方向に行かせてやる。頭の中に言うべき母音あるいは子音+母音を思い浮かべておくだけで、あとは息に任せてやるのです。それでも言葉は発音できるのです。

イタリア人は横隔膜から声を出す

イタリア人がイタリア語を喋るときは、概ねこの状態ですので、お腹(横隔膜)がよく動きます。もし身近にイタリア人のイタリア語の先生がいらしたら、是非彼らが喋るときに、お腹のあたりを触らせてもらってください。横隔膜周辺がしっかり上下して動いています。その上で自分が日本語を喋るときにご自分のお腹を触ってみてください。たぶんほとんど動いていないはずです。イタリア語という言語がいかに深い息で身体を使って話す言語であるかということがおわかりいただけるかと思います。
その基本的な違いが理解されないまま、日本人がオペラを歌おうとすると、まず母音が飛んで行きません。母音が飛んでいかなければ、劇場に声が響き渡ることもありません。それゆえに日本人の歌手にありがちなのは、遠くに声を届かせようとするがばかりに、いわゆる「声を押す」、力で押し出す方式をとってしまうことです。これは喉に負担がかかるばかりか、歌っている歌詞も平板になり、いわゆる仮名書きのイタリア語になります。イタリア語のイントネーション、アクセントは声帯を強く合わせることではなく、息によってコントロールされるものなので、強く言うことではその役目を果たすことができません。息が走らなければ歌うイタリア語はイタリア語になり得ないのです。(もちろん対訳を楽譜に書き写して、それを見ながら、なんとなく意味がわかっているつもりで歌っている歌手は論外です。)
イタリアに行ってイタリア人でいっぱいのピッツェリアにでも入って食事をすると、周囲のテーブルのイタリア人たちのお喋りのその賑やかさといったら!彼らの声でレストラン中が満たされて、ワンワン響いています。でも大きな声でしゃべり続けて、声が枯れたイタリア人っていないと思いませんか?日本人がそれをやるとてきめん翌日はガラガラ声です。そこがお腹から喋っているか、喉で喋っているかの違いなのです。

L’appoggioとは上半身に力が入ることではない

「お腹を使う」、「息を支える」ということを声楽のレッスンではよく耳にします。「息を支える」というのも実に抽象的な言い方ですが、要は身体全体を使って呼吸のコントロールをキープすることを意味します。そしてそれはイタリア人の歌手であっても、そのやり方は千差万別。お腹を引っこめろという人、逆にお腹をパンパンに張り出せ、という人、柔らかくしろ、固くしろ・・・などなど。こればかりは個体差がありすぎて一概にどれが正しいと言うことはできません。力が入れば、肩や背中に力が入ってガチガチになり上半身が固まってしまい、肺呼吸の許容量を小さくしてしまいます。それは息を支えているとは呼べません。体が硬直していれば声も硬くなります。必要なのは、歌い始めで喉からスタートするのではなく、横隔膜が何十分の1秒声を出すことより早く反応して、息を送り出していること。その息で喋り(歌い)始めることなのです。その先に喉を下げることや、口の開け方といったことが続いていくのです。腹筋や背筋は息の出る量をコントロールするために作用します。
まず日本人の声楽を勉強する人や教える側が意識した方がいいのは、私たちは母語の関係で、放っておくとどんどん息が浅くなり、胸で歌いやすくなるということです。あくまで腹式呼吸で、息を自由に遠くに行かせて、たっぷりと歌えるのか。その息の支え方L’appoggioは、歌手それぞれが自分に合った方法を見出すしかありません。声楽の先生自身が実践してうまくいっている方法がお弟子さんにもうまく合致すればいいのですが、必ずしもそうではないので、歌手はそれぞれがいろいろな歌手の呼吸法を調べたり、また自分で創意工夫しながら、自分にとって肩や上半身に力が入らずに、息を支える方法はどういうものかを自分で見出す必要があるのです。

 

〈河野典子プロフィール〉
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。1982〜89年在伊。帰国後音楽評論家としてイタリア・オペラを主とした公演批評、来日アーティストのインタヴューなどを「音楽の友」「GRAND OPERA」などの各誌に執筆するほか、来日アーティストのプログラム執筆やCDライナー・ノーツの翻訳、NHK BS〈クラシック倶楽部〉の歌詞字幕などを担当。平成30年度(2018)文化庁芸術祭賞審査委員。

2010年、東京都主催〈Music Weeks in Tokyo2010オープニング・シンポジウム〉(東京文化会館・小ホール)の司会を務めたほか、13年からはWOWOWのニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の公演番組〈メトロポリタン・オペラ〉に解説者として出演、また番組監修も務めている。若手の育成や録音・コンサートのプロデューサーとして現役歌手のサポートにも積極的に取り組んでいる。共著に『オペラ・ハイライト25』(学研)。2017年3月、イタリア・オペラ58作品の「あらすじ」や「聴きどころ」を詳説した『イタリア・オペラ・ガイド』(発行フリースペース、発売星雲社, 2017)を出版。またNHKFM「オペラ・ファンタスティカ」でも案内役を務めている。

〈過去のブログ〉

オペラの世界11~「なぜ《ラ・トラヴィアータ》は世界中で愛されるのか」(3)
オペラの世界10~「なぜ《ラ・トラヴィアータ》は世界中で愛されるのか」(2)
オペラの世界9~「なぜ《ラ・トラヴィアータ》は世界中で愛されるのか」(1)
オペラの世界8~どうすればオペラ歌手になれるのか
オペラの世界7~インタヴューで垣間見たアーティストの素顔(2) バルバラ・フリットリ
オペラの世界6~インタヴューで垣間見たアーティストの素顔(1)
オペラの世界5~「ベルカント」とは何でしょうか≪2≫~
オペラの世界4~「ベルカント」とは何でしょうか~
オペラの世界3~マエストロ ファビオ・ルイージ~
オペラの世界2~演奏家インタヴューの通訳~
オペラの世界1~アッバードとの稽古は「芸術を創り上げる喜びの時」でした~

イタリア文化会館
イタリア留学

 

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Filed under: オペラの世界 — イタリア文化会館東京 14:54

映画『シシリアン・ゴースト・ストーリー』

Buongiorno a tutti!

1993年シチリアで実際に起きた誘拐事件から紡いだ、少年少女の美しくも切ない幻想的なラブストーリー『SICILIAN GHOST STORY』(原題)が邦題『シシリアン・ゴースト・ストーリー』として12月22日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショーが決定しました。

Sicilia Ghost Story
©2017 INDIGO FILM CRISTALDI PICS MACT PRODUCTIONS JPG FILMS VENTURA FILM

<ストーリー>
美しい自然の残るシチリアの小さな村に住む13歳のルナは同級生のジュゼッペに思いを寄せていた。2人の仲が深まろうとする矢先に、ジュゼッペは突然姿を消してしまう。なぜか周囲の大人たちが口をつぐむなか、ルナは懸命に彼の行方と失踪事件の真相を追うのだったがー。

美しいシチリアの自然の風景とともに描かれる、人間の残虐さ、純粋な心の強さ。1993年にシチリアで起きた凄惨な事件が紡ぐ、美しくも切ない寓話的な恋物語が完成しました。

本作は、2017年カンヌ国際映画祭批評家週間のオープニング作品に選出され、イタリアの主要映画賞を多数受賞し、海外で高い評価を受けています。日本でも2018年イタリア映画祭の上映作品として選出され好評を博しました。監督・脚本は、デビュー作『狼は暗闇の天使』が2013年カンヌ国際映画祭批評家週間でグランプリに輝いたファビオ・グラッサドニアとアントニオ・ピアッツァのコンビが務め、本作がコンビ2作目となります。撮影を『グレートビューティー/追憶のローマ』のルカ・ビガッツィが担当し、光と闇を豊かな映像で映し出し幻想的な世界へと観客を誘います。

主演の誘拐事件に巻き込まれた少年・ジュゼッペを演じたのは、ルネサンス絵画の中にいそうな甘やかな顔立ちをしたガエターノ・フェルナンデスです。ジュゼッペを救い出そうとする少女・ルナを演じたのは、意志の強さを感じさせる眼差しが印象的なユリア・イェドリコヴスカです。互いに映画初出演ながら堂々とした演技で、純粋な心の強さをもった少年少女を演じきり、二人のみずみずしい魅力がつまっています。『ぼくのエリ 200歳の少女』に次ぐ、実在の事件を愛と希望のファンタジーに昇華させた傑作が誕生しました。

<インフォメーション>
12月22日(土)、新宿シネマカリテほか全国順次公開
原 題:SICILIAN GHOST STORY
監督・脚本:ファビオ・グラッサドニア、アントニオ・ピアッツァ
撮影:ルカ・ビガッツィ
出演:ユリア・イェドリコヴスカ、ガエターノ・フェルナンデス、ヴィンチェンツォ・アマート、サビーネ・ティモテオ
原題:Sicilian Ghost Story 字幕:岡本太郎 2017年/イタリア=フランス=スイス/イタリア語/123分/カラー/シネスコ/5.1ch
後援:イタリア大使館、在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
特別協力:イタリア文化会館
協力:ユニフランス
配給:ミモザフィルムズ
©2017 INDIGO FILM CRISTALDI PICS MACT PRODUCTIONS JPG FILMS VENTURA FILM
ウェブサイト:sicilian-movie.com/

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Filed under: イタリアイベント情報,未分類 — イタリア文化会館東京 15:25

『いつだってやめられる』シリーズ最終章


Buongiorno a tutti!
『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』が、いよいよ11月16日より公開されます!
世界各地に点在する、定職に就けない博士、教授―“ポスドク”たち。彼らのリベンジを痛快なコメディで描き、イタリアで大ヒットとなった『いつだってやめられる』。本作は3部作の最終章として、不遇で落ちこぼれの犯罪者集団が最後の名誉挽回に向かって闘った少し切ないコメディだ。
原題の“Ad honorem”とは名誉のためにという意味のラテン語。犯罪に手を染めながらも正義を見出し、そのミッションを成し遂げる彼らの姿は、まさに名誉教授と呼ばれるにふさわしい雄姿である。
「首席の学者がゴミ収集員」という記事がシビリア監督の目に留まったのが発端だった。1作目『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』は、高学歴だが落ちこぼれ研究者たちの犯罪者集団結成秘話である。2009年にはじまった欧州危機をもろにくらった研究者たちは、一発逆転、合法ドラッグの荒稼ぎで、思いがけない大金を稼いていく。
アメリカのテレビドラマ「ブレイキング・バッド」を思わせるストーリー、登場人物たちの個性と怒涛の台詞など、公開後たちまち話題となり、イタリア国内はもとより世界中で上映され、イタリアから頭脳流出した多くのイタリア人研究者からの反響が、続篇製作を後押しした。

2作目の『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』は逮捕された彼らが一転、警察から持ち掛けられた取引で新しいドラッグ摘発に奔走する。1作目より撮影規模はスケールアップ、アクションシーンも増え、ハリウッド作品に引けをとらない出来栄えとなった。エンディングは最終章の予告付という大サービスで、3作目の『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』への期待が高まるばかりだ。
3作を通してすっかり仲間となった教授役の俳優陣。その掛け合いは一層磨きがかかり、緊張と爆笑の世界に巻き込んでくれる。シビリア監督が言う、善悪が共存するイタリア人気質を見事に演じ切っている。
イタリアが直面した厳しい現実をコメディで描いた本シリーズは、シリアスな問題を新たな手法で訴えかける希少な作品である。そしてチャンスに恵まれず鬱屈した現実にさまよう人たちの、次のステップへの飛躍を後押しする応援讃歌でもある。


〈ストーリー〉
ドラッグ“SOPOX”製造の罪で捕らえられた神経生物学者・ピエトロ(エドアルド・レオ)とその仲間たち。しかしピエトロは、“SOPOX” 製造の真犯人・ヴァルテル(ルイジ・ロ・カーショ)が、神経ガスを開発してテロを企てていることに気づく。刑務所に訪れたジャーナリストから、数年前にテクノポール(最先端工学研究所)で起きた爆発事故で大怪我を負った科学者が、かつての仇敵で犯罪組織のボス・ムレーナ(ネーリ・マルコレ)だと聞いたピエトロは彼と接触を図る。ヴァルテルもまたこの爆発事故の犠牲者であり、恋人まで失っていた。神経ガス開発は、その爆発事故の責任をヴァルテルの恋人に負わせた教育機関トップへの復讐だったのだ。彼のテロ計画を阻止しようと、服役中の研究者仲間を集め再びチームを結成、ムレーナとも協力するピエトロ。彼らはそれぞれの専門知識を生かし脱獄に成功。大臣以下教育機関トップが集う大学での授与式会場へ向かう。果たしてヴァルテルが周到に仕組んだテロ計画を阻止することはできるのか…


<インフォメーション>

開催日:
11月16日(金)全国ロードショー
原 題:Smetto quando voglio-Ad honorem/2017 年/イタリア/イタリア語/102分/シネスコ/カラー/字幕翻訳:山田香苗
©2017 groenlandia s.r.l. / fandango s.p.a.
配 給:シンカ
提 供:シンカ、樂舎、朝日新聞社
特別協力:イタリア文化会館
ウェブサイト

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Filed under: イタリアイベント情報 — イタリア文化会館東京 12:05

ブルーノ・ムナーリ ― 役に立たない機械をつくった男

Buongiorno a tutti!
今日は11月17日から世田谷美術館で開催の展覧会「ブルーノ・ムナーリ ― 役に立たない機械をつくった男」展のお知らせです!

ブルーノ・ムナーリ(1907-1998)は、20 世紀イタリアを代表する美術家、デザイナーです。その活動の幅は、絵画、彫刻から、グラフィック・デザイン、インダストリアル・デザイン、絵本、著述と、とても広く、さらに70 歳を過ぎる頃からは、子どものための造形教育に積極的に取り組んでいきました。
ムナーリの出発点は、イタリア未来派です。1930 年代初頭、ムナーリは未来派の一員として活動するなかで、〈役に立たない機械〉を発表します。この作品は、動きを美術に取り入れたという点で画期的なものでしたが、その軽やかすぎる作品の佇まいのために、あまり理解されませんでした。第2 次世界大戦以降は、具体芸術運動やアルテ・プログランマータといった、同時代の美術の動向と密接に関わり、若い世代の美術家たちとも交流を持ちます。
また、戦前より広告や雑誌の仕事を手掛けていたムナーリは、戦後になると絵本やインダストリアル・デザインの作品も多く発表するようになり、イタリアで優れたデザインに与えられるコンパッソ・ドーロ賞をたびたび受賞してもいます。

日本でも1950 年代以降、折に触れて紹介されており、またムナーリが来日する機会も何度かありました。1985 年には、東京のこどもの城で大規模な回顧展が開催され、その際には、ムナーリ自身による子どものためのワークショップも行われています。
いずれの作品や活動にも、ムナーリの一貫した美術やデザインに対する考え方が現われているといえるでしょう。それは、誰もが楽しみながら美術やデザインに触れ、そして自分でも創作できるようにするというものです。

 

展覧会構成と出品作品
本展覧会は、プロローグとエピローグを含む9 つのパートで構成されています。7 つのパートは、ブルーノ・ムナーリが1985 年に東京のこどもの城で行った子どものためのワークショップにヒントを得て、テーマを設定しました。こどもの城での展覧会の出品作品に、イタリア国内の複数のコレクションから拝借した約160 点を加えた300余点による、日本初となるブルーノ・ムナーリの本格的な回顧展です。

プロローグ:未来派の頃
Prologo: Il periodo futurista

絵はあらゆる箇所が生きている
Il quadro vive in ogni punto

子どもはすべての感覚で世界を認識している
I bambini stanno conoscendo il mondo con tutti i sensi

どんな素材にもファンタジアへのヒントがつまっている
Ogni materiale dà suggerimenti alla fantasia

考古学のアイデアを美術の領域に取り入れる
Trasportiamo il ricostruzione nel campo dell’arte

みんなの美術にたどりつきたかったら
Se si vuole arrivare a un’arte di tutti

作品は無限の変化の一つとして出現する
Ogni oggetto si presentava come una parte di un infinito modulato

どれほど多くの人が月を見て人間の顔を連想するか
Pensate quanta gente vede una faccia nella luna

エピローグ:アートとあそぼう
Epilogo: Giocare con l’arte

会 期:2018年11月17日(土)~2019年1月27日(日)

開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:毎週月曜日、12月29日(土)―2019年1月3日(木)
※ただし2018年12月24日(月・振替休日)、2019年1月14日(月・祝)は開館、翌2018年12月25日(火)、2019年1月15日(火)は休館。
会 場:世田谷美術館 1階展示室
主 催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、読売新聞社、美術館連絡協議会
後 援:イタリア大使館、イタリア文化会館、世田谷区、世田谷区教育委員会
協 賛:ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網
協 力:アリタリア‐イタリア航空、日本通運
特別協力:特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会
出品協力:パルマ大学CSAC

画像クレジット いずれも © Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari

世田谷美術館HP: www.setagayaartmuseum.or.jp/

 

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Filed under: お知らせ,イタリアイベント情報 — イタリア文化会館東京 12:16

Facebook Live イタリア語レッスン

Buongiorno a tutti!

去る10月17日、Facebook Live Streamingで初心者のためのイタリア語レッスンを行いました。

今年の世界イタリア語週間の一環として行われたこの授業、講師は息の合った二人、Matteo Inzeo先生とMattia Paci先生のゴールデンコンビ!皆さまのご参加ありがとうございました!
Grazie mille a tutti per averci seguito!


ライブレッスン中のMattia先生とMatteo先生

Matteo先生とMattia先生がレッスンの内容を文字に書き起こしてくださいましたので皆さんぜひご活用ください!
Ecco la trascrizione delle due scenette.

in grassetto  VERBI RIFLESSIVI
in corsivo  PRONOMI DIRETTI

Scenetta 1

Cliente: Buongiorno Matteo.
Barista: Oh, buongiorno Mattia. Un caffè?
Cliente: Oggi un caffè doppio per favore, che è meglio…
Barista: Subito! Mamma mia… che faccia! Tutto bene?
Cliente: Lasciamo perdere, guarda…
Barista: Il tuo caffè.
Cliente: Ah, grazie.
Barista: Senti, Mattia, è solo lunedì mattina e già sembri stanchissimo, che ti è successo?
Cliente: Allora, ieri era domenica?
Barista: Sì, oggi è lunedì, sì.
Cliente: Era una bellissima giornata. Mi sono svegliato e ho pensato di andare al parco a leggermi un bel libro.
Barista: Mi sembra un ottimo modo per passare la domenica.
Cliente: Vero? Quindi mi sono preparato, ho preso il mio libro, e quando stavo per uscire mi ha chiamato il mio capo.
Barista: No, di domenica?
Cliente: Sì! C’era un problema con il computer in ufficio, e lui naturalmente non sapeva cosa fare.
Barista: Mamma mia!
Cliente: Quindi sono andato in ufficio, l’ho aiutato, ma intanto era quasi ora di pranzo.
Barista: E non avrai anche saltato il pranzo, spero.
Cliente: No, no, ho finito velocemente, ho salutato e sono corso via!
Barista: Meno male! E sei andato al parco?
Cliente: Eh no!
Barista: Come no?
Cliente: A quel punto mi ha chiamato mia sorella…
Barista: Tua sorella?
Cliente: …disperata perché il suo ragazzo l’ha lasciata, e quindi sono andato a pranzo da lei…
Barista: Beh, hai fatto bene, poverina… l’ha lasciata…
Cliente: Sì, vabbè, secondo me ha fatto bene a lasciarla
Barista: Sei un animale!
Cliente: Comunque, dopo pranzo, lei è andata a fare spese con un’amica.
Barista: Ok!
Cliente: E io sono andato al parco.
Barista: Oh, finalmente!
Cliente: Vero? Appena sono arrivato ha cominciato a piovere!
Barista: Ma che sfortuna, però, eh?
Cliente: Sì. E quindi ho preso l’autobus, sono tornato a casa, e appena sono sceso mi ha telefonato Sergio per un’emergenza.
Barista: Sergio chi? Il marito di Eva?
Cliente: Sì, sì, sì, proprio lui.
Barista: Ma non è in viaggio in Sicilia?
Cliente: Eh, è partito ieri. Mi ha telefonato per chiedermi di accompagnarlo all’aeroporto.
Barista: Ma come, fino all’aeroporto? E non poteva andarci con sua moglie?
Cliente: Ma no, lei aveva qualche gara in montagna.
Barista: Ah già, quella sta sempre a correre…
Cliente: Sì, sì, sì. Comunque, niente, ho preso la macchina, siamo andati all’aeroporto. Ma fra il traffico, il brutto tempo, sono tornato a casa alle 11 stanco morto!
Barista: E niente libro, immagino!
Cliente: Naturalmente no.
Barista: Senti, Mattia, ti do un consiglio.
Cliente: Sì.
Barista: Domenica prossima spegni il telefonino! Che è meglio!


Scenetta 2

Cliente: Buongiorno Matteo
Barista: Oh, buongiorno Mattia. Un caffè?
Cliente: No, oggi un caffè doppio per favore, che è meglio, va…
Barista: Subito! Mamma mia che faccia! Tutto bene? Glu glu glu glu…
Cliente: No, lasciamo perdere, va…
Barista: Ecco il caffè. E… senti, Mattia, è solo lunedì mattina e tu sembri già stanchissimo, che ti è successo?
Cliente: Allora, ieri era domenica? Era una bellissima giornata, giusto?
Barista: Sì.
Cliente: Quindi mi sono svegliato e ho pensato di andare al parco a leggere un bel libro.
Barista: Eh, mi sembra un ottimo modo per passare la domenica, no?
Cliente: Vero? E quindi mi sono preparato, ho preso il mio libro, e quando stavo per uscire mi ha chiamato il mio capo.
Barista: No, di domenica?
Cliente: Incredibile, no? Ma c’era un problema con il computer, lui naturalmente non sapeva cosa fare e quindi…
Barista: Figuriamoci!
Cliente: …sono andato in ufficio, l’ho aiutato, però intanto era quasi ora di pranzo.
Barista: Non avrai anche saltato il pranzo, spero.
Cliente: No, quello no. Ho finito velocemente, ho salutato e sono scappato via!
Barista: Meno male! E sei andato al parco?
Cliente: Eh no!
Barista: Come no?
Cliente: Perché a quel punto mi ha chiamato mia sorella…
Barista: Tua sorella?
Cliente: …disperata perché il suo ragazzo l’ha lasciata, e allora sono andato a pranzo da lei…
Barista: Vabbè, hai fatto bene, poverina… l’ha lasciata…
Cliente: Sì, vabbè, secondo me ha fatto bene a lasciarla… Comunque, dopo pranzo, lei è andata a fare spese con un’amica e io sono andato al parco.
Barista: Oh, finalmente!
Cliente: E appena sono arrivato ha cominciato a piovere!
Barista: Ma che sfortuna, però, eh? E dai!
Cliente: Quindi ho preso l’autobus.
Barista: Ok.
Cliente: Sono tornato a casa.
Barista: Sì.
Cliente: Appena sono sceso dall’autobus mi ha telefonato Sergio per un’emergenza.
Barista: Sergio chi? Il marito di Eva?
Cliente: Sì, sì, proprio lui.
Barista: Ma non è in viaggio in Sicilia?
Cliente: È partito ieri e quindi mi ha telefonato per chiedermi di accompagnarlo all’aeroporto.
Barista: Ma come, fino all’aeroporto? E non poteva andarci con sua moglie?
Cliente: Ma no, lei ha le gare in montagna.
Barista: Ah sì, già, ultimamente corre sempre…
Cliente: E quindi, niente, ho preso la macchina, siamo andati all’aeroporto. Ma con il traffico, il brutto tempo… alla fine sono tornato a casa alle 11 stanco morto!
Barista: E niente libro, immagino!
Cliente: No, niente libro.
Barista: Senti, Mattia bello, ti do un consiglio. Domenica prossima spegni il telefonino! Anzi spegnilo adesso, dai!
Cliente: Hai ragione.
Barista: Spegni, spegni!

 

Grazie ancora e a presto!
Matteo e Mattia👨‍🏫👨‍🏫

 

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Filed under: Staff Blog,お知らせ — イタリア文化会館東京 17:26

オペラの世界11「なぜ《ラ・トラヴィアータ》は世界中で愛されるのか」(3)

Buongiorno a tutti!

好評連載中のオペラブログ、今回は第11弾をお届けします。
前回に引き続き、講演会の内容をお伝えします。今回は最終回《演出編》です。
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最終回《演出編》
演出家を刺激する演技力、表現力豊かなソプラノたち

このオペラには、ヒロインであるヴィオレッタが、パリの豪奢な館のセットの中で美しい衣裳を身にまとっているものが長く親しまれてきましたし、現在でもそういったものが多く作られています。しかし近年では、より「リアルな女性像」に焦点を合わせた《ラ・トラヴィアータ》もまた数多く生まれています。

フランスの演出家、ジャン=フランソワ・シヴァディエが、2011年のエクス・アン・プロヴァンス音楽祭で作った舞台は、ナタリー・デセイのために、いわば当て書きで作られたものです。(この舞台は映像化されて販売されていますし、「椿姫ができるまで」というドキュメンタリー映画にもなっています。)
2004年に、ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場が火災焼失からの再建を祝ったシーズン初演目、こけら落とし公演におけるカナダの演出家ロバート・カーセンが作り上げた舞台もまた、パトリツィア・チョーフィありき、の舞台でした。(こちらも映像化されています。)
演技力に卓越しているプリマドンナは、演出家のアイデアをおおいに刺激するのでしょう。
たしかにこのふたりの舞台はどちらも、彼女たちのきめ細かな演技と繊細な感情表現による歌唱によって成立していました。しかしそれは同時に、こうした特定の歌手のための当て書きで作られた舞台が、キャストが変わった時に最初と同じ効果を生み出すかというと、なかなかそうはいきません。実際にカールセンの舞台もその後ヴェネツィアで何度か再演されていますし、シヴァディエの舞台もウィーン国立歌劇場などでも掛かっています。しかし、残念ながら初演のインパクトを超える公演はまだ生まれていません。デセイやチョーフィのケースのように、出演者の演技力に大きく頼る演出は、そうそう生き残れません。それは同時に、俳優としても通用するほどの演技力のあるオペラ歌手が、そう簡単には存在しないということの証左でもあるのです。
それと比較して2005年にザルツブルクで初演された、大きな時計を舞台に据えたウィリー・デッカーの舞台は世界中で再演されていますが、ヒロインによって、それぞれの持ち味を生かす舞台となっています。長く生き残る演出は、(言い方は悪いですが)誰がやっても一定の効果を生み出す、懐の広い演出と言えるかもしれません。


Natalie Dessay
ちなみに前述のデセイとチョーフィは、レッジェーロに近いリリコ・レッジェーロの声。ふたりともこの役の第2幕、第3幕では苦労しています。チョーフィが2006年この演出のヴィオレッタでフェニーチェ歌劇場の来日公演を行った時に彼女にインタヴューしたことがあります。そのときに彼女はまだ私が何も言っていないうちから開口一番こう言いました。「私の声がヴィオレッタに適していないのはわかっています」。
このふたりに共通するのは、それらしい声を中音域で作って出すという愚かなことをしない頭の良さと、演技と言葉のあしらいで声が足りない部分を補い切るだけの表現のテクニックを持ち合わせていることです。軽い声のソプラノが作り声で中音部を作って歌えば、そのときは良くても声帯を痛める危険性が大きくなり、その歌手人生自体を危うくします。実際にそうしてわずか数年のキャリアで潰れていったソプラノは多くいます。ヴィオレッタという役には、そうした難しさがあり、オペラ歌手が役を選ぶ難しさでもあるのです。
(講演ならびに再構成:河野典子)

〈河野典子プロフィール〉
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。1982〜89年在伊。帰国後音楽評論家としてイタリア・オペラを主とした公演批評、来日アーティストのインタヴューなどを「音楽の友」「GRAND OPERA」などの各誌に執筆するほか、来日アーティストのプログラム執筆やCDライナー・ノーツの翻訳、NHK BS〈クラシック倶楽部〉の歌詞字幕などを担当。平成30年度(2018)文化庁芸術祭賞審査委員。

2010年、東京都主催〈Music Weeks in Tokyo2010オープニング・シンポジウム〉(東京文化会館・小ホール)の司会を務めたほか、13年からはWOWOWのニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の公演番組〈メトロポリタン・オペラ〉に解説者として出演、また番組監修も務めている。若手の育成や録音・コンサートのプロデューサーとして現役歌手のサポートにも積極的に取り組んでいる。共著に『オペラ・ハイライト25』(学研)。2017年3月、イタリア・オペラ58作品の「あらすじ」や「聴きどころ」を詳説した『イタリア・オペラ・ガイド』(発行フリースペース、発売星雲社, 2017)を出版。またNHKFM「オペラ・ファンタスティカ」でも案内役を務めている。

〈過去のブログ〉
オペラの世界10~「なぜ《ラ・トラヴィアータ》は世界中で愛されるのか」(2)
オペラの世界9~「なぜ《ラ・トラヴィアータ》は世界中で愛されるのか」(1)
オペラの世界8~どうすればオペラ歌手になれるのか
オペラの世界7~インタヴューで垣間見たアーティストの素顔(2) バルバラ・フリットリ
オペラの世界6~インタヴューで垣間見たアーティストの素顔(1)
オペラの世界5~「ベルカント」とは何でしょうか≪2≫~
オペラの世界4~「ベルカント」とは何でしょうか~
オペラの世界3~マエストロ ファビオ・ルイージ~
オペラの世界2~演奏家インタヴューの通訳~
オペラの世界1~アッバードとの稽古は「芸術を創り上げる喜びの時」でした~

イタリア文化会館
イタリア留学

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Filed under: オペラの世界 — イタリア文化会館東京 17:23

【訃報】”出版界の女王”インゲ・・フェルトリネッリ死去

È morta Inge Feltrinelli, ultima grande regina dell’editoria internazionale

“出版界最後の偉大な女王”インゲ・フェルトリネッリ死去

9月20日未明、”出版界最後の世界的女王”と呼ばれたインゲ・フェルトリネッリ氏が亡くなりました。11月24日には88歳を迎える予定でした。いつもパーティーを後にする時と同じように、誰にも気づかれないようそっと静かにこの世を去りました。別れの儀式が好きではなかったのは、おそらく幾度となく別れを経験してきたからでしょう。プライベートを明かすことを好まなかった彼女は、病気と苦痛も最後まで公にすることはありませんでした。

「出版界の女王」と呼ばれたインゲ。60年前、まだ国際化とは程遠い時代のイタリアに彼女がもたらしたのは世界各地の文化でした。アンデガーリ通りの混沌とした編集作業と革命とユートピアが交錯する作業場で、インゲは文化的、かつ近代的、そして国際的事業を行うジャンジャコモ・フェルトリネッリ氏に寄り添いました。1972年3月に起きた、創業者(=ジャンジャコモ)の悲劇的な死の後、彼女はフェルトリネッリ社の真の救世主となり、羨望に値する文化的財産とともに、良好な経営状態で息子のカルロ氏に後を託しました。

インゲは編集者というより一つの空気そのものでした。5分彼女と過ごすということは、この世界に散らばっているブックフェアやこの50年の間に開かれた著名人や文化人が集まる最高に華やかなパーティー、何が飛び出すかわからない多彩な文化が行き交う流行の発信地を巡るメリーゴーランドに乗ることを意味していました。彼女のオフィスは生前ジャンジャコモ氏の仕事場でもあった場所で、その壁にはヴィッラデアーティで撮った1枚の写真が飾られていました。その写真は、彼女が世界中の編集者に囲まれて地面に寝そべっているものでした。「幸せな酔っ払いたち」、それがこの写真につけられたキャプションでした。戦前、インゲが目指していたのは、「ある晩はトーマス・マンが、次の日にはアインシュタインが顔を出した」、ベルリンの出版社Gottfried e Brigitte Fischer社のような、思考する世界が交差する、まるで愉快なキャラバンサライのような出版社でした。その後彼女は、インゲボルク・バッハマンやナディン・ゴーディマー, ギュンター・グラスやガルシア=マルケスなど世界中の文学者らとその理想を実現したのでした。(2018年9月20日付 la Repubblica紙 より一部抜粋翻訳)

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Filed under: Staff Blog — イタリア文化会館東京 17:18

第28回イタリア語スピーチコンテスト

Buongiorno a tutti!

今年もイタリア語スピーチコンテストの季節がやってきました!

今年で28回目を迎えるこのコンテストは、日本におけるイタリア語学習の発展や学習者の意欲向上のために開催されるものです。イタリア語で文章を考え・書き・話すという作業は、イタリア語力の更なる向上に役立つことでしょう。

入賞者には、賞状、賞杯とともに、イタリア研修費や航空券などの副賞が授与されます。
皆さん、ぜひトライしてみませんか?

 

◆ 参加資格
両親のいずれもがイタリア語を母国語とせず、海外でイタリア語を日常的に使用する地域・学校での在住が通算5年以内、在学が通算2年以内の人。年齢制限はありません。このコンテストで過去優勝した人は除かれます。なお、主催者によって資格を審査される場合があります。

◆ 申込方法
イタリア語のスピ-チ原稿(テ-マは自由、スピ-チで4分以上5分以内)と、所定の応募申込書を添付の上、下記住所宛お申込み下さい。
なお、用紙は電話(03-3402-1632)にてご請求ください。
HPからダウンロードすることもできます。

www.aigtokyo.or.jp/?p=32705

〒107-0052
港区赤坂7-2-17 赤坂中央マンション205
(公財)日伊協会スピ-チコンテスト係

◆ 締切日
2018年10月22日(月) 当日必着

◆ 審査方法
第1次審査: 提出されたスピーチ原稿の審査により、10名前後の最終審査会出場者が選ばれ、11月7日頃までに本人あて通知されます。

◆ 最 終 審 査
提出された原稿によるスピ-チと、イタリア語による質疑応答により、入賞者が決定されます。審査は語学力のみならずスピ-チ内容など幅広い観点より行なわれます。

◆ 賞
1位から3位まで(各1名)を入賞とし日伊協会より賞状および賞杯、さらに各入賞者に下記の副賞が授与されます。

1位 イタリア語学校(Bologna Cultura Italiana校)研修授業料、スルガ銀行賞として滞在費10万円、アリタリア-イタリア航空提供の航空券(東京-ロ-マ往復)

2位 イタリア語学校(Siena Dante Alighieri校)研修授業料、スルガ銀行賞として10万円の旅行券

3位 スルガ銀行賞として5万円の図書カード

なおその他に特別賞としてイタリア文化会館賞、朝日新聞社賞、日伊協会賞が授与されます。

◆ 最終審査会および授賞式
2018年12月8日(土)午後1時 より東京・九段イタリア文化会館〔アニェッリホ-ル〕 にて行なわれます。〔 一般公開 入場無料 〕
昨年に引き続き本年も、日伊協会主任講師の押場靖志先生と、日本における通訳第一人者のRiccardo Amadei先生によるトークショー「イタリア語よもやま話パート3」を合わせて開催いたします。

主催:公益財団法人 日伊協会、イタリア文化会館
後援:イタリア大使館、朝日新聞社、NHK
協賛:スルガ銀行、アリタリア‐イタリア航空

 

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Filed under: お知らせ,イタリアイベント情報 — イタリア文化会館東京 14:50

第25回いたばし国際絵本翻訳大賞 作品募集!

Buongiorno a tutti!
絵本のまち板橋では、外国の文化に触れ国際理解を育むために絵本の翻訳作品を募集します。
課題絵本は英語とイタリア語の絵本で、今年のイタリア語部門の課題絵本は以下の通りです。海外絵本の魅力をあなたの豊かな日本語で表現してみませんか?

イタリア語部門

©2017 Topipittori
©2017 Topipittori

書名:『
Che bello!』
作:Antonella Capetti
絵:Melissa Castrillon
森に住むイモムシは、葉っぱのうえで、寝て、起きて、食べて、散歩して…という毎日を過ごしていました。ある日、いつものように散歩をしていたところ、見たこともない生き物につまみあげられ、「なんてbelloなの!」と感嘆されます。そうか、自分はbelloだったのか。でも、belloってどういう意味?これまで言われたことがない言葉を耳にして、イモムシは意味が知りたくてたまりません。そこで、森で会う動物たちに片っ端から聞いてまわるのですが…。

※課題絵本は、いたばしボローニャ子ども絵本館および板橋区立各図書館でご覧になれます。

参加申込受付期間
平成30年10月31日(水)まで <先着順>
課題絵本の数に限りがあります(英語部門1,000冊、イタリア語部門300冊)。
このため受付期間内であっても、定員に達し次第受付を終了することがあります。 ご希望の方はお早めに!
イタリア語部門は定員に達したため受付を締め切りました。(10/10)
作品応募締切日
平成30年11月30日(金)<当日消印有効>

▷第25回いたばし国際絵本翻訳大賞 作品募集!
ウェブサイト

▷問合せ先
「いたばし国際絵本翻訳大賞」事務局
〒112-0012東京都文京区大塚3-1-1
電話:03-5940-5610
【土・日・祝日を除く10時から18時まで(12時~13時を除く)】
メール:itabashi-honyaku@trc-sp.jp

主催:板橋区、板橋区教育委員会、いたばしボローニャ子ども絵本館
後援:イタリア文化会館、(社)日本書籍出版協会、(社)日本国際児童図書評議会、日本児童図書出版協会、(社)日本図書館協会、(公社)全国学校図書館協議会

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Filed under: お知らせ,イタリアイベント情報 — イタリア文化会館東京 10:40
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