第29回「いたばし国際絵本翻訳大賞」翻訳作品募集!

Buongiorno a tutti!

絵本のまち板橋では、外国の文化に触れ国際理解を育むために絵本の翻訳作品を募集します。

課題絵本は英語とイタリア語の絵本で、今年のイタリア語部門の課題絵本は以下の通りです。あなたの言葉で、海外絵本の魅力を表現してみませんか。

イタリア語部門

Prima di dormire © 2019 Kite Edizioni S.r.l.
Padova, Italia
© Giorgio Volpe per il testo
© Paolo Proietti per le illustrazioni
Collana diretta da Valentina Mai
Tutti i diritti riservati

書名:「Prima di dormire」

作:Giargio Volpe,絵:Paolo Proietti

森がきれいに色づく秋、赤いキツネのロッソは、簡単に身を隠せるようになるので、大喜びでした。仲良しのヤマネのクイックと、かくれんぼをしたり、落ち葉とたわむれたりして遊んでいました。ところが、しだいにあたりには、大の仲良しのクイックが冬眠してしまう冬の香りが漂うようになり…。

※課題絵本は、いたばしボローニャ絵本館および板橋区立各図書館でご覧になれます。

絵本の画像は出版社の許可を得て掲載しており、転載することはできません。

▷参加申込受付期間

令和4年10月31日(月曜日)まで<先着順>

▷作品応募締切日

令和4年11月30日(水曜日)<当日消印有効>

▷定員

イタリア語部門 300人

▷第29回「いたばし国際絵本翻訳大賞」翻訳作品募集

https://www.city.itabashi.tokyo.jp/library/bologna/honyaku/2000179.html

▷参加申込・応募・問い合わせ先

「いたばし国際絵本翻訳大賞」事務局

〒175-0094 東京都板橋区成増三丁目13-1 アリエス3階

電話:03-6904-2820

【第3月曜日・土・日・祝日・年末年始を除く午前10時から午後8時まで】

メール:itabashi-honyaku@nifty.com

注:前回から事務局メールアドレスが変更となっております。ご注意ください。

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Filed under: お知らせ — イタリア文化会館東京 10:00

ディスコルシ・ムジカーリ第4回演奏会「バロック時代ヴェネツィアのカンタータ百年の系譜 ―順光から逆光への道―」

Buongiorno a tutti!

2020年、2021年の2年間はコロナウィルス感染症拡大防止のため、オンラインで活動を続けてきましたが、今年はいよいよ舞台に戻ります。第4回演奏会はバロック時代ヴェネツィアのカンタータを俯瞰するプログラムです。

 17世紀初期のヴェネツィアは優れた印刷技術を背景にカンタータ曲集を精力的に出版し、このジャンルの初期の発展をリードしていました。ところがバルバラ・ストロッツィ(第1回演奏会で取り上げた女性作曲家)の1664年の最後の曲集以後、カンタータの出版は30年近くほぼ途絶えてしまいます。その理由として、ヴェネツィアに歴史上初の市民オペラ劇場が誕生し、カンタータの人気が衰えていったことが指摘されており、実際にカンタータの伝統はその後ローマ、ボローニャ、ナポリへと移って行くことになります。しかしながら、この空白の30年に何が起きていたのか、またそれはヴェネツィアのカンタータの発展にとって何を意味するのか、まだ十分な説明が成されていません。ここに焦点を当てたのが今回のプログラムです。

 ヴェネツィアでは独唱カンタータが下火になった一方で、無名作曲家による「重唱」カンタータが沸々と生まれていました。その流れを受けてレグレンツィ、ガスパリーニ、ロッティ、B. マルチェッロ等による優れた重唱作品が誕生するに至ります。1620年代のカンタータの萌芽期から18世紀の成熟した重唱様式へとダイナミックな変化を遂げたヴェネツィア。バロック時代ヴェネツィアのカンタータ100年の系譜を追いながら、知られざる作品の魅力に迫ります。また今回は通奏低音にチェロ、テオルボ、チェンバロ、オルガン、ハープを用いて多彩な響きを目指し、同時代ヴェネツィアの美しい器楽曲も取り上げます。プレ講演会では、空白の30年を含むヴェネツィアのカンタータの発展について多数の画像資料をお見せしながらお話しします。ぜひ併せてお聴きください。

【出演】

ソプラノ 阿部早希子 カウンターテナー 村松稔之 テノール 福島康晴 バス 目黒知史

バロックヴァイオリン 池田梨枝子 バロックチェロ 懸田貴嗣 テオルボ 佐藤亜紀子 

バロックハープ 矢野薫 チェンバロ/オルガン 松岡友子 お話 佐々木なおみ

【演奏曲目】

C. ミラヌッツィ 「あまりに不義理であろう」 《優美な歌》第3巻、1623年

 C. Milanuzzi, Troppo ingrato sarei, da Ariose vaghezze, Libro terzo, 1623

G. ロヴェッタ 「エルミーニアの涙」 《コンチェルタート様式のマドリガーレ集》第2巻、1629年より

 G. Rovetta, Le lagrime d’Erminia, da Madrigali concertati, Libro 1, Op.2, 1629

F. サンチェス 「穏やかな川の流れに」 《カンターデ集》1633年より

 F. Sances, Presso l’onde tranquille da Cantade, Libro secondo,1633

B. ストロッツィ 「何ができようか」カンタータ集第8巻、1664年より

 B. Strozzi, Che si può far, da Cantata Op.8, 1664

A. ロッティ 「運命の不誠実さ」 《二重唱、三重唱とマドリガーレ集》1705年より

 A. Lotti, Incostanza della Sorte da Duetti, terzetti e madrigali, 1705 

B. マルチェッロ 「この想いとともに」 18世紀の手稿譜より

 B. Marcello, Col pensiero dai manoscritti del Settecento

D. カステッロ、B. マリーニ、G. B. フォンターナのソナタ 他

 Sonata di D. Castello, B. Marini, e G.B. Fontana et altre opere

ディスコルシ・ムジカーリ 公式HP    https://www.discorsimusicali.com

イタリア・バロック音楽の研究と演奏を融合させた新しいスタイルの古楽グループ。学術的な面からバロック時代イタリア音楽の多側面に光を当て、演奏を通してその魅力を広めることを目的とする。当時の手稿譜や理論書、手紙などの一次史料の精読を活動の原点とし、そこに込められた作曲家たちの熱い「音楽論Discorsi musicali」を現代の私たちの感性で演奏につなげることをモットーとしている。

佐々木なおみ ディスコルシ・ムジカーリ主宰

東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。イタリア各地の図書館と古文書館で17世紀の手稿譜や作曲家の手紙などの史料調査を行い、チェスティのカンタータに関する研究で博士号取得(音楽学)。ストロッツィ生誕400年を機にイタリア・バロック音楽の研究演奏グループ、ディスコルシ・ムジカーリを立ち上げる。日本学術振興会特別研究員、上野学園大学非常勤講師、イタリア国立カターニア大学講師を経て、現在は主宰コンサートやオンライン講演会などを行う。共著『女性作曲家列伝』(平凡社)、『イタリアのオペラと歌曲を知る12章』『オペラ事典』(共に東京堂出版)。

<インフォメーション>

ディスコルシ・ムジカーリ第4回演奏会

バロック時代ヴェネツィアのカンタータ百年の系譜 ―順光から逆光への道―

Cento anni di storia delle cantate a Venezia nell’epoca barocca: luce e controluce

【チケット料金】前売り:プレ講演会と演奏会セット券 5,500円/演奏会のみ 4,500円/プレ講演会のみ 1,500円

当日券:演奏会 5,000円 全自由席

【チケット販売】ムジカキアラ 電話03-6431-8186(平日10:00-18:00)info@musicachiara.com

ディスコルシ・ムジカーリ・オンラインショップ https://discorsimusicali.stores.jp/

イープラス  https://eplus.jp/  演奏会チケットのみ扱い

【お問い合わせ】ムジカキアラ 電話03-6431-8186(平日10:00-18:00)info@musicachiara.com

ディスコルシ・ムジカーリ info@discorsimusicali.com

【助成】公益財団法人 野村財団 公益財団法人 朝日新聞文化財団

【後援】イタリア文化会館

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座・高円寺「劇場へいこう!」 2022

Buongiorno a tutti!

座・高円寺では、2009年の開館より地域の子どもたちのために作った作品を、地域の劇場で出会うことを目指し、「劇場へいこう!」というプログラムを行っています。毎年、杉並区および杉並区教育委員会の協力を得て、これまで4万人を超える杉並区内の小学校4年生を劇場に招待してきました。2012年からは、子どもたちの「劇場に行きたい」という願いに等しく応えるため、招待枠を中学生以下の子どもたち「全員」に広げ、中学生以下ならだれでも無料で観劇できるようにしています。

観劇は、劇場の未来に向けて、作品づくり、劇場という場づくり、人材づくりにもつながります。劇場文化の魅力を伝えたい、こうした思いを、作品に託して上演してきましたが、今年は、劇場レパートリーとして6年目の上演を迎える佃典彦 上演台本、西沢栄治 演出『フランドン農学校の豚~注文の多いオマケ付き』と、テレーサ・ルドヴィコ脚本・演出の新作『小さな王子さま』を​​ご覧いただきます。

『フランドン農学校の豚~注文の多いオマケ付き』は、宮沢賢治の2つの童話から生まれた舞台です。人が生きるために避けられない「食」。子どもたちにとっても日常的に耳にする食品ロスや食育にまつわる問題。演劇を通して、そうした問題の根底にある「食べること」そして「命」の大切さを感じ、考えてもらおうと、ストーリーテラーとして評価の高い劇作家、佃典彦に依頼して賢治の『フランドン農学校の豚』と『注文の多い料理店』を元にこの作品を創りました。

多彩な座組でさまざまなスケール感の作品を手掛け、経験豊かな演出家として注目を浴びる西沢栄治が、子どもたちに真っ向から向き合って創る本作品は、シリアスな内容の中にも、ユーモア、笑い、涙があり、歌とダンスを交えた五感を総動員できる舞台です。宮沢賢治の言葉の美しさを生かした俳優たちのセリフは、観る人の想像力を刺激し、リズミカルな歌と巧みなステージングは、演劇の楽しさを伝えます。荒井志郎、大野朱美、和田裕太、塚本淳也、小玉雄大、伊島 青、6人の出自の異なる個性的な俳優たちが「鼻」をつけることで順番に豚に変身し、豚の気持ちを演じていく様は、次は自分が、と、観ている観客を引き込みます。

「生きるために食べる」という人にとっての命題を、観客が互いに投げかけ、互いに考えあえるような、多様な可能性をもった作品です。同じ問題を同じ目線で考えるこの作品は、広い年代に好評を博し、2020年からは文化庁の学校巡回公演として全国の子どもにも、芝居を通して命と食の大切さを届けています。また、平成30年度厚生労働省社会保障審議会推薦作品となりました。

佃典彦(つくだ・のりひこ) 上演台本

愛知県出身。劇作家・俳優・演出家 劇団B級遊撃隊主宰。『KANKAN男』で第四回読売演劇大賞優秀作品賞。『ぬけがら』で第五十回岸田國士戯曲賞など受賞多数。

西沢栄治(にしざわ・えいじ) 演出

東京都出身。演出家。JAM SESSION主宰。日本演出者協会「若手演出家コンクール2003」で最優秀賞受賞。これまでの主な演出作品に『天保十二年のシェイクスピア』『女の平和』『四谷怪談』『阿部定の犬』『十二人の怒れる男』ほか。

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シンプルな舞台装置と、カラフルな色づかいで独創的な作品世界を創り続けているイタリアの演出家テレーサ・ルドヴィコ。観客の想像力を喚起する質の高い作品を発表し続けている彼女が手掛ける、座・高円寺3作目となる作品が、この『小さな王子さま』です。

テレーサは自分の作る作品についてこう説明します。「<子どもに向けて創ったけれど、大人も楽しめる作品>が、子どもも大人も楽しめる作品と呼ばれて、世界中で上演されています。ですが、私が作る作品は、そうした作品とは異なります。最初から<すべての観客を視野に入れて>創っています。つまり子どもは子どもの目線で、大人は大人の目線で見ることができる作品。客席で、もしかしたら違う要因で涙できるような、子どもも大人も等しく心動かすことができる作品です」

今回新作として選んだサン=テグジュペリの『星の王子さま』は、誕生してから80年、どの時代にも、子どもにも大人にも愛され続け、今では200以上の言語に訳され出版されています。物語の中で、私たちは、感動や感情のような大事なことは目には見えず、そうしたものは理性ではなく心から生まれるものだということ、小さな王子さまの宇宙の旅は、生きることの意味、友だちの意味、愛について考えるための思考の旅であることを、教えられるのです。

舞台は、原作と同じ時代。テレーサは、そうした話の内容をより現代の私たちに近づけて受け止めてもらうために、原作にはない登場人物を加えています。小さな王子が旅をしながら直面するのは今の私たちにとって重要な問題(気候変動、飢饉、森林の消滅、戦争、疫病、さまざまな依存症など)。それらを象徴する人物を登場させることで、観る人にこの話の自分の問題として考えることを促します。

彼女の思いを伝える演者たちは、前作『ピノッキオ』にも出演した俳優、髙田恵篤、髙橋優太、曽田明宏、今回新しく加わるダンサー酒井直之、山崎眞結、藤村港平、浅川奏瑛の7人。それぞれがセリフと音と体で表現する世界は、たった60分にも関わらず、アコーディオンの蛇腹のように、様々な要素が折りたたまれ凝縮されたテレーサ・ルドヴィコならではの世界を再現してくれることでしょう。ご期待ください。

テレーサ・ルドヴィコ 脚本・演出

93年よりテアトロ・キズメット(イタリア)で脚本、演出を手掛ける。世界各国で称賛を浴びた『美女と野獣』は、イタリア国内で「子どもと青少年向けの演劇ベストワン(lo stregagatto賞)」を受賞。『小さな王子さま』は、座・高円寺開館記念に創った『旅とあいつとお姫さま』、2作目『ピノッキオ』に次ぐ3作目。日本では他に『雪の女王』『にんぎょひめ』を演出。

私は長年、子どもにも大人にも関心を持ってもらえる物語を舞台化してきました。『星の王子さま』はそうしたお話の一つです。

作者は冒頭で記します。「すべての大人はかつて子どもだった。しかしそのことを覚えている大人は少ない」。

本来、子どもの世界と大人の世界はぴったり一つに重なるはずなのに、大人は自分が子どもだった時のことを忘れ、二つの世界に分かれてしまっています。例えば、幸福とはモノやコトそれ自体ではなく、それらをどうとらえるかということです。子どもは無意識のうちに、驚きや無邪気さ、あるいは好奇心を持ったり、感激したりすることを通して、幸福になる術を知っています。しかし、大人になると多くの場合、こうした幸福を見失ってしまいます。

このお話のなかで、王子さまは、飛行士の子ども時代を象徴しています。砂漠で出会った小さな王子さまは、銀河の星々で出会った人々に感じたことをパイロットに語ります。例えば、暴力や憎しみはたちまち大きくなるが、愛と友情はゆっくり育まれるということ。地球で出会ったキツネが王子さまに教えてくれたのは、関係を築くということは、相手にとってかけがえのない存在になること。そしてそれには時間と忍耐と献身が必要だということ。

「心で見ないとものごとは見えない。大事なことは目には見えない」キツネは別れていく友だちにこう言いました。

小さな王子さまは、パイロットが忘れてしまっているかもしれない大事なことを思い出させるかのような存在です。小さな王子さまの宇宙の旅は、私たちに生きることの意味、友だちの意味、愛について考えるよう促しているのです。

大人も子どもも魅了する演劇には、気づき、学び、成長の体験を共有できるという意味で大きな可能性があります。私が演出を考えるとき、つねに意識しているのは「大事なことは目には見えない」という言葉です。何もない空間で、照明による光と影を最大限に生かし、少ない装置や俳優で演じる、たとえば、飛行機が他のものに姿を変えたり、7人の演者が歌い、踊り、衣装を次々と変えたりしながら、たくさんの登場人物を演じます。すべてが夢の中のように宙に浮いているイメージです。

驚く力を持ち続けるためには、私たちは自分が子どもだったことを決して忘れないようにしなければなりません。このお芝居には、皆さんにそれを思い出させてくれる力があると信じています。

テレーサ・ルドヴィコ

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<インフォメーション>

座・高円寺 劇場へいこう!

『フランドン農学校の豚~注文の多いオマケ付き』 

2022年9月1日(木)~9月18日(日)

原作:宮沢賢治 上演台本:佃典彦 演出:西沢栄治

出演:荒井志郎、大野朱美、和田裕太、塚本淳也、小玉雄大、伊島 青

新作『小さな王子さま』

2022年9月26日(月)~10月9日(日)

脚本・演出:テレーサ・ルドヴィコ

翻訳・通訳:石川若枝 台本監修:佐藤信 美術:ルカ・ルッツァ

出演:髙田恵篤、髙橋優太、曽田明宏、酒井直之、山崎眞結、藤村港平、浅川奏瑛

◎協賛:東邦ホールディングス株式会社、劇場へいこう!サポーターズ

◎助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

◎後援:イタリア文化会館(『小さな王子さま』)、杉並区 杉並区教育委員会

◎企画・製作: NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺

◎会場:座・高円寺1

◎全席自由(税込)

中学生以下の皆さんは無料です(事前に、座・高円寺チケットボックスにご予約ください)

・大人(18歳以上)3,000円

・ユース(16歳以上)2,000円

・「お星さま」割引:大人4,000円/ユース3,000円(『フランドン農学校の豚』と『小さな王子さま』の2作品をご覧いただけます(劇場チケットボックス窓口で、前売りのみ取扱い)

※劇場チケットボックス窓口では、杉並子育て応援券が使えます。

◎チケット取扱い

座・高円寺チケットボックス 03-3223-7300(TEL10:00~18:00/窓口10:00~19:00/月曜は休み) https://za-koenji.jp/

チケットぴあ TEL0570-02-9999 http://pia.jp/t/ Pコード:513-103

◎以下のサービスも、座・高円寺チケットボックスで承ります。

※車椅子のままで観劇をご希望の方のために、車椅子スペースをご用意しております。(定員あり/前日までに要予約)。車椅子の大きさに制限がございますので、お申し込みの際にお問い合わせください。

※障がい者手帳をお持ちの方は、座・高円寺チケットボックスお求めいただくと、1割引になります。

◎ご来場のお客さまにお願いです

・ご来場の際には、マスクをご着用いただき、劇場入り口での検温、手指消毒にご協力をお願いします。また、体温が37.5度の発熱や咳、咽頭痛などの症状のある方、体調に不安を感じる方、感染症療養期間が終了していない方、濃厚接触、帰国・入国等の自宅待機期間が終了していない方はご来場をお控えください。

◎お問合せ:座・高円寺 TEL03-3223-7500

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Filed under: お知らせ — イタリア文化会館東京 09:32

TRAGIC TRILOGY Ⅱ「トスカ」 (全 3 幕)

Buongiorno a tutti!

声楽にふさわしい音響空間として定評があるHakuju Hallが名作オペラの魅力をギュッと凝縮してお届けするシリーズ「TRAGIC TRILOGY」(トラジック・トリロジー)、つまり「悲劇三部作」。代表的なイタリアオペラより第1回はヴェルディの『椿姫』全3幕を上演し好評を博しました。そして今回はプッチーニの『トスカ』全幕を上演、次回は『蝶々夫人』と続きます。

オペラをホームに活躍を続ける田尾下哲が演出と脚本を手掛け、作品原作の設定を活かし新たな視点から大胆に構成、原語での上演ですが日本語の台詞を交えながら、単なるハイライト上演にとどめず、登場人物の心の機微を音楽で表現し名作の核心に迫ります。一方、指揮者の園田隆一郎がその音楽面での構成を行い、音楽監督だけでなくピアノで出演いたします。嫉妬深く、感情豊かな歌姫トスカをソプラノの青木エマ、その恋人、画家のカヴァラドッシをテノールの城宏憲、冷酷なローマの警視総監スカルピアをバリトンの大西宇宙が演じます。

第1幕カヴァラドッシのアリア「妙なる調和」、第2幕トスカのアリア「歌に生き、愛に生き」、第3幕カヴァラドッシのアリア「星は光りぬ」と名曲揃い、そして第2幕のトスカとスカルピアの二重唱は数あるオペラの中でも最も迫力ある場面のひとつと言われます。

新世代を代表する人気声楽家がシリーズ全作品を通して主役を演じるのも見どころの一つ。歌い手3人が3作品それぞれで多彩な魅力を発揮し、ホールを音楽による劇空間に創り変えます。

<出演>

青木エマ(トスカ)

城宏憲(カヴァラドッシ)

大西宇宙(スカルピア)

園田隆一郎(音楽監督 / ピアノ)

田尾下哲(演出 / 脚本)

横山希(稽古ピアノ)

<プロフィール>

青木エマ(ソプラノ)  Emma Aoki, soprano

国立音楽大学卒業。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。第

12 回日本演奏家コンクール最高位。これまでに『トスカ』タイトルロール、『ラ・ボエ

ーム』ミミ、『カルメン』ミカエラ等を演じ、西本智実プロデュース『蝶々夫人』では

タイトルロールで好評を博した。他にも二期会『フィガロの結婚』ケルビーノ、同『こ

うもり』オルロフスキー等。コンサートでもソリストとして数多くのオーケストラと共

演している。二期会会員。

城宏憲(テノール) Hironori Jo, tenor

東京藝術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁新進芸術家海外研修制度にて渡伊。リリコ・スピントの声質とドラマティックな演技で、これまでに二期会『トスカ』、『ノルマ』、『エロディアード』、『椿姫』、ヴェルディ「レクイエム」、グラントオペラ共同制作『アイーダ』、『カルメン』等でプリモ・テノールとして主演。第 84 回日本音楽コンクール第 1 位並びに岩谷賞、第8回静岡国際オペラコンクール三浦環特別賞等受賞多数。二期会会員。

大西宇宙(バリトン) Takaoki Onishi, baritone

ジュリアード音楽院卒。シカゴ・リリック歌劇場で研鑽。2019年『エフゲニー・オネーギン』で日本オペラデビュー後、国内外にて『フィデリオ』、『リナルド』、『ローエングリン』、『愛の妙薬』、『電話』、『カルメン』、『道化師』、『トゥーランドット』、『椿姫』等に出演。オーケストラ作品も幅広いレパートリーを持ち、常に高い評価を得ている。五島記念文化賞オペラ新人賞、日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞。

園田隆一郎(音楽監督 / ピアノ) Ryuichiro Sonoda, music director / piano

2006 年、シエナのキジアーナ夏季音楽週間『トスカ』を指揮してデビュー。翌年、藤原歌劇団『ラ・ボエーム』を指揮して日本デビューを果たす。同年夏にはペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル『ランスへの旅』を指揮。以後国内外のオペラへの出演やオーケストラとの共演を重ねている。また、砂川涼子、中村恵理、藤木大地ほか数々の歌手とのコンサートにおいて共演ピアニストとしても評価が高い。2017 年度第 16 回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞藤沢市民オペラ芸術監督。

田尾下哲(演出 / 脚本) Tetsu Taoshita, director / dialogue by

1972年兵庫生まれ、横浜育ち。第20回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。ドイツ人演出家ミヒャエル・ハンペに西洋演劇、演出を学ぶ。近年の演出作はオペラでは日生劇場『ルチア』、共同オペラ『カルメン』、神奈川県民ホール『金閣寺』、あいちトリエンナーレ『蝶々夫人』、二期会『カヴァレリア/道化師』などがある。今後もオペラ、ミュージカル、芝居の演出の他、海外での劇作が控えている。

<インフォメーション>

TRAGIC TRILOGY Ⅱ(トラジック・トリロジー)

「トスカ」 (全 3 幕)

登場人物 3 人で 名作オペラの核心に迫る

開催日時:2022年12月9日(金) 15:00 開演

チケット:全席指定 7,000 円(税込)

主  催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所

後  援:イタリア文化会館

協  力:朝日カルチャーセンター新宿教室

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Filed under: お知らせ — イタリア文化会館東京 10:00

ヘンデル 「ジュリオ・チェーザレ」


Buongiorno a tutti!

英雄ジュリアス・シーザーをめぐる物語

バロック・オペラの傑作をオペラパレスで

「パリ・オペラ座公演より ©Agathe Poupeney」

新国立劇場の2022/2023シーズン冒頭に登場するのは、大野和士芸術監督のバロック・オペラシリーズ第1弾として計画され、各方面から大注目を集める中、新型コロナウイルス感染症の急拡大によりリハーサルが中断、公演中止となった『ジュリオ・チェーザレ』。2年半の時を経てオペラパレスへ登場します。

バロック音楽の大作曲家ヘンデルの『ジュリオ・チェーザレ』は、ヘンデルのオペラ作曲家としての地位を確立した記念碑的作品。歴史上のシーザーとクレオパトラの物語を題材にしたオペラ・セリアで、レチタティーヴォで導かれるアリアが次々に展開し、多彩な音楽の美しさと歌手の技巧を劇的効果とともに存分に楽しめるスペクタクルです。

ロラン・ペリー演出版は2011年にパリ・オペラ座ガルニエで上演され話題となり、14年にトリノ王立歌劇場でも上演されたもの。ペリーのコンセプトは、「史実をめぐる夢想」。「遊び心をもって歴史を見てみた」と、エジプトの博物館のバックヤードを舞台にし、巨大な彫像や絵画などが舞台上に次々現れ、古代と現代とがない交ぜになったファンタジーがドラマティックに展開します。

バロック音楽の第一人者リナルド・アレッサンドリーニを指揮に迎え、注目の歌手陣には森谷真理、藤木大地、加納悦子、金子美香ら2020年公演で出演を予定していたキャストが揃うほか、タイトルロールにはバロックや現代曲で活躍するノルウェーのメゾ、マリアンネ・ベアーテ・キーランドが出演します。

「パリ・オペラ座公演より ©Agathe Poupeney」

<STORY>

【第1幕】

ローマの将軍チェーザレは、政敵ポンペーオを追ってエジプトへ来る。エジプトの将軍アキッラがトロメーオ王からとポンペーオの首を差し出す。悲嘆にくれるポンペーオの妻コルネーリア。息子セストは復讐を誓い、チェーザレも暴挙に憤る。クレオパトラは弟トロメーオから王座を奪うべく、チェーザレへの接近を図っていた。

アキッラはチェーザレの様子をトロメーオに報告、チェーザレ暗殺を唆し、報酬にコルネーリアを要求する。クレオパトラが侍女リディアと身を偽ってチェーザレを訪れると、彼はまんまと魅了され、クレオパトラは狂喜する。トロメーオは宴にチェーザレを招く。そこへ忍び込んだコルネーリアとセストは捕えられる。

【第2幕】

クレオパトラのもとを従者ニレーノの手引きでチェーザレが訪れる。アキッラはコルネーリアに愛を迫るが拒否される。トロメーオもコルネーリアを口説くが拒絶される。コルネーリアは誇り高く自害しようとするが、ニレーノに導かれたセストが現れ、命を取り留める。クレオパトラとチェーザレが愛を交わしているとトロメーオのチェーザレ暗殺の動きが知らされ、チェーザレは出陣する。

【第3幕】

アキッラはクレオパトラへ寝返る決心をする。クレオパトラはトロメーオに捕らえられ、絶望している。追い詰められ海へ飛び込んだチェーザレが生還。瀕死の傷を負ったアキッラは、自らがポンペーオ殺害を唆し、コルネーリアを得るべくチェーザレ暗殺を諮ったことをセストに告白する。死を覚悟したクレオパトラの前へチェーザレが現れ助け出す。なおもコルネーリアに言い寄るトロメーオの前にセストが現れ、ついに復讐を果たす。クレオパトラとチェーザレ、コルネーリア、セストを人々が讃え、幕となる。

<スタッフ・キャスト>

【指 揮】リナルド・アレッサンドリーニ

【演出・衣裳】ロラン・ペリー

【美 術】シャンタル・トマ

【照 明】ジョエル・アダム

【ドラマトゥルク】アガテ・メリナン

【演出補】ローリー・フェルドマン

【ジュリオ・チェーザレ】マリアンネ・ベアーテ・キーランド

【クーリオ】駒田敏章

【コルネーリア】加納悦子

【セスト】金子美香

【クレオパトラ】森谷真理

【トロメーオ】藤木大地

【アキッラ】ヴィタリ・ユシュマノフ

【ニレーノ】村松稔之

【合 唱】新国立劇場合唱団

【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

<インフォメーション>

新国立劇場2022/2023シーズン

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル「ジュリオ・チェーザレ」<新制作>

全3幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉

公演期間:2022年10月2日[日]~10月10日[月・祝]

予定上演時間:約4時間15分(休憩含む)

公演日程:2022年10月2日(日)14:00、5日(水)17:00、8日(土)14:00、10日(月・祝)14:00

チケット料金: S:27,500円 ・ A:22,000円 ・ B:15,400円 ・ C:8,800円 ・ D:5,500円

会  場:新国立劇場 オペラパレス

公式HP:https://www.nntt.jac.go.jp/opera/giuliocesare/

※新型コロナウイルス感染症の影響により、公演内容や招聘スタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。

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映画『3つの鍵』

Buongiorno a tutti!

円熟のモレッティが巧みな演出でみせる新境地!

カンヌ国際映画祭に愛される巨匠ナンニ・モレッティが送る、観客をひき込む濃密なドラマ『3つの鍵』が、9月16日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、UPLINK吉祥寺ほか全国ロードショー。

ローマの高級住宅街。同じアパートに住む3つの家族。顔見知り程度の隣人たちの扉の向こう側に隠された顔を誰も知らない。ある夜の交通事故をきっかけに3家族が3様に孤独を深めていく。3階の裁判官の家族に亀裂が生まれ、2階の夫婦は夫の長期不在の耐え難い孤独に妻が苦しみ、1階は娘を預けた向かいの老夫婦への信頼を疑い始める。日常に潜む歪みが

引き起こすドラマの、次に何が起こるかわからないスリリングな展開に目が離せなくなる。どんな人間でも、何かきっかけがあれば極端な行動に出る可能性があることを示唆する。そして鍵を見つけさえすれば、そこから抜け出し未来が開かれることをも描く。

監督デビュー以来一貫してオリジナル作品を撮り続けてきたモレッティ初の原作の映画化。イスラエルの作家エシュコル・ネヴォの原作の舞台をテルアビブからローマに移し、3つの独立した物語を5年後10年後と時間を軸に再構成した。1973年のデビューから常に変化を続け、50年近いキャリアが生み出す卓越した演出力に息をのむ。

『ローマ法王の休日』(2011)で2013年2 月のベネディクト16世の辞意表明を予見し、『夫婦の危機』(2006)では当時のイタリアの首相ベルルスコーニの有罪判決を映画の中で描いた。時代を見通し先見してきたモレッティは、本作では「孤独」という問題を描いてみせる。自分の中に閉じこもり、外部との接触を断つことで深刻化していく問題だ。英国で孤独問題担当国務大臣が誕生し、日本でも孤独・孤立対策担当室が設置されるなどコミュニティの不在、分断、排斥が浮き彫りになっている。そして、監督は“人生はいつでも何度でもやり直せる可能性がある”ことを観客に提示する。主人公たちが人生の扉を開けた時、部屋に新しい風が吹いたように、外に出て人と交わることで思いもよらなかった何かに出会う予兆を感じさせる。責任、価値観がもたらした恐れ、疑い、孤独から自由になる〈解放〉を象徴するかのようにミロンガが効果的に使われる。

イタリアを代表する演技派俳優とスタッフにも注目。『夫婦の危機』(2006)からモレッティ作品の常連になったマルゲリータ・ブイ(『母よ』(2015))、リッカルド・スカマルチョ(『あしたのパスタはアルデンテ』(2010))やアルバ・ロルヴァケル(『幸福なラザロ』(2018))、アドリアーノ・ジャンニーニ(『スウェプト・アウェイ』(2002))らイタリア映画界を牽引する演技派や『カストラート』(1994)のステファノ・ディオニジやドイツ人の母とイタリア人の父を持つデニーズ・タントゥッチ(「ひと夏の体験」(2018))らが出演。リアリティを出すためと監督が語る抑制された演技で濃密な時間を生み出した。脚本は監督がフェデリカ・ポントレモーリ(『ローマ法王の休日』)とヴァリア・サンテッラ(『母よ、』『シチリアーノ裏切りの美学』)と共に執筆し、自らヴィットリオ役を演じたのは脚本家たちの助言によるものだと言う。音楽は『ローマ法王の休日』に続いてフランコ・ピエルサンティが担当し、撮影はミケーレ・ダッタナージオ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(2015))。

<STORY>

ローマの高級住宅街の同じアパートに住む3つの家族。顔見知り程度の隣人の扉の向こう側の顔を誰も知らない。ある夜、建物に車が衝突し女性が亡くなる。運転していたのは3階に住むヴィットリオとドーラの裁判官夫婦の息子アンドレアだった。同じ夜2階のモニカは陣痛が始まり、夫が長期出張中のためたった一人で病院に向かう。仕事場が事故で崩壊した1 階のルーチョとサラの夫婦は、娘を朝まで向かいの老夫婦に預けた。後日、ルーチョはジムに行くために軽率にも認知症が疑われる隣りの夫に娘を預け、二人は一時行方不明になる。ルーチョは娘に何か起きたのではと疑念を持ち始める。同時に自責の念におし潰され極端な行動に出てしまう。5年後、出所した3階の息子は家には戻らず、ドーラは夫に自分か息子かの選択を迫られる。2階の夫は変わらず出張続きで、義兄が起こした詐欺事件が世間を騒がせる。夫は頑なに兄を遠ざけるがモニカはその理由を知らない。ルーチョは疑念のせいで妻との間に溝ができ家を離れたが、いまだに疑惑を抱えたままだ。10年後、住人たちは自らの選択の結果に苦しめながら現実と向き合っている。彼らの未来の扉を開く鍵は何なのか?

ナンニ・モレッティ Nanni Moretti

1953年8月19日トレンティーノ=アルト・アディジェ州ブルーニコ生まれ。ローマで育つ。父は碑文研究者ルイジ・モレッティ。父はまた俳優として度々彼の作品に出演した。兄フランコ・モレッティは比較文学者・文学理論研究者で著書の邦訳もある。学生時代は映画と水球に熱中し、後に水球選手を主人公に映画『赤いシュート』(1989)を製作。1973年に切手のコレクションを売って手に入れたスーパー8で短編「La sconfitta」を、1976 年には最初の長編映画「Io sono un autarchico」を撮影。この作品で続く4作品でも自ら演じることになる架空の人物Michele Apicellaが登場する。Apicellaは母の旧姓。この作品は16ミリフィルムにブローアップされベルリンやパリのシネクラブなどでも上映された。77 年には俳優としてヴィットリオとパオロのタヴィアーニ兄弟が監督した『父 パードレ・パドローネ』に出演し、パルム・ドールを受賞。後にベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したタヴィアーニ兄弟の『塀の中のジュリアス・シーザー』(2012)の配給会社探しが難航していた時、いち早くこの作品を見抜き自身の会社サケルが配給に名乗りをあげた。1981年の『監督ミケーレの黄金の夢』でヴェネツィア国際映画祭審査員特別賞受賞。85 年には『ジュリオの当とまどい惑』ではベルリン国際映画祭、審査員特別賞を受賞。93年の『親愛なる日記』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、2001年の『息子の部屋』でパルム・ドールを受賞。『親愛なる日記』以降は監督作全てがカンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、2012 年には審査委員長を務めた。日本で劇場公開される機会は少ないが短編やドキュメンタリー作品も多く発表している。最新作は「Il sol dell’avvenire」で『夫婦の危機』でシルヴィオ・オルランドに主役の座を譲って以来久しぶりに主役を演じている。ローマでNuovo Sacherという映画館を共同経営している。名前はモレッティの好きなケーキ、ザッハトルテに由来する。

<インフォメーション>

ナンニ・モレッティ『3つの鍵』

9月16日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、UPLINK吉祥寺ほか全国ロードショー

【監督】ナンニ・モレッティ(『息子の部屋』『ローマ法王の休日』)

【脚本】ナンニ・モレッティ フェデリカ・ポントレモーリ ヴァリア・サンテッラ

【原作】エシュコル・ネヴォ「3つの鍵」(仮題)五月書房新社

【出演】マルゲリータ・ブイ『ローマ法王の休日』、リッカルド・スカマルチョ『あしたのパスタはアルデンテ』、アルバ・ロルヴァケル『幸福なラザロ』、ナンニ・モレッティ

2021年/119分/イタリア・フランス映画/原題:Tre piani/ 字幕:関口英子/後援:イタリア大使館/特別協力:イタリア文化会館/配給:チャイルド・フィルム 

【公式サイト】child-film.com/3keys

© 2021 Sacher Film Fandango Le Pacte

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映画『靴ひものロンド』

Buongiorno a tutti!

第77回ヴェネチア国際映画祭〈オープニング作品〉、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞〈3部門〉ノミネート、イタリアの名匠ダニエーレ・ルケッティ監督最新作”Lacci”が邦題『靴ひものロンド』として9月9日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開が決定しました。

イタリア発、全米絶賛の“家族”小説の映画化! ほどいて結んで秘密が巡る、愚かで愛しい家族 の物語。

「ニューヨーク・タイムズ」 2017年〈注目の本〉に選出、全米で絶賛された原作小説をイタリアの名匠ダニエーレ・ルケッティが映画化した本作。舞台は1980年代初頭のナポリ。4人家族の平穏な暮らしは、夫の浮気で終わりを告げた。夫婦の絆を解こうとする父親と繋ぎ止めようとする母親。対立する夫婦の激しい口論や突然現れた魅力的な愛人、徐々に壊れていく母の姿を静かに見つめながらローマとナポリを行き来する子供たち―。いびつな数年間を経て、ばらばらになった家族はささやかなきっかけで再び一緒に暮らし始める。月日は流れ夫婦は夏のバカンスへ。戻ってみると、家はひどく荒らされ、飼い猫は失踪しているのだった―。一度壊れた「家族」は「絆」を再び繋ぐことができるのか。愛をめくると見えてくる、心の底に沈めた秘密と嘘。かつてない衝動、軽やかで強烈な余韻がめぐる<家族映画>の新たな傑作です!

妻ヴァンダ役は、唯一無二の存在感を放つアルバ・ロルヴァケル(『幸福なラザロ』『おとなの事情』)、夫アルド役は巨匠マルコ・ベロッキオから俊英の若手監督までを虜にする実力派ルイジ・ロ・カーショ(「いつだってやめられる」シリーズ、『夜よ、こんにちは』)が務めます。そして老年期の夫婦を演じるのは、熟練の名優ラウラ・モランテ(『息子の部屋』)、シルヴィオ・オルランド(『息子の部屋』『ボローニャの夕暮れ』)の二人。イタリア映画界の実力派オールスターキャストが集結しています。

皆様もぜひ映画館に足を運んでみてくださいね!

<インフォメーション>

映画『靴ひものロンド』

9/9(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

監督・脚本・編集:ダニエーレ・ルケッティ『(ワン・モア・ライフ!』『ローマ法王になる日まで』)

原作:ドメニコ・スタルノーネ「靴ひも」(関口英子訳、新潮クレスト・ブックス)

脚本:ドメニコ・スタルノーネ、フランチェスコ・ピッコロ

出演:アルバ・ロルヴァケル、ルイジ・ロ・カーショ、ラウラ・モランテ、シルヴィオ・オルランド

2020年/イタリア/イタリア語/100分/カラー/シネマスコープ/原題:Lacci 英題:The Ties/

字幕:関口英子/配給:樂舎/後援:イタリア大使館/特別協力:イタリア文化会館

©Photo Glanini Fiorito/Design Benjamin Seznec/TROIKA

公式サイト: kutsuhimonorondo.jp

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新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室 2022蝶々夫人

Buongiorno a tutti!

1998年より毎年開催されている、新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室。来場する高校生は毎年約1万2千人、これまでに約24万人の高校生が参加。24回目を迎える2022年はプッチーニの名作オペラ《蝶々夫人》が、東京・初台の新国立劇場オペラパレスにて、7月8日(金)~7月16日(土)まで上演されます。

オペラ界屈指の人気作『蝶々夫人』はオペラ鑑賞教室でも最も上演の多い作品で、これまでに、栗山昌良演出のプロダクションで3回、栗山民也演出のプロダクションでは東京公演で7回、関西公演で6回上演されています。

長崎を舞台に、アメリカ海軍士官の夫・ピンカートンへの一途な愛を貫いた蝶々さんの悲劇を描いたオペラは、初めてオペラを鑑賞する高校生にも深い共感を呼んでいます。栗山民也の演出は、死をもって愛を貫いた蝶々さんの世界をシンプルながらスケールの大きな舞台で描いています。人物の内面を鮮やかに描写する演出が、多感な高校生の想像力を大いに刺激し、オペラへの興味を喚起すると好評を博しています。

このオペラ鑑賞教室。例年、来場者の約8割以上がオペラ鑑賞初体験という高校生たちですが、実は大人も鑑賞可能なのです。チケットも高校生以下2,200円、大人4,400円と、普段の公演よりもグッとお得な値段設定。

普段、舞台に出かけている方はもちろん、まだオペラを見たことがない方もこの機会に「初オペラ」に挑戦してみてはいかがでしょうか?

【STORY】

【第1幕】明治時代の長崎。日本滞在中、現地妻を娶ろうというアメリカ海軍士官ピンカートンは、仲介人ゴローに新居を案内され、使用人を紹介される。結婚も家もいつでも契約破棄できると豪語するピンカートン。結婚を心待ちにしている花嫁を知るアメリカ総領事シャープレスは、ピンカートンの軽薄さを心配する。

花嫁行列がやってきて、美しい花嫁、蝶々さんが現れる。「私は世界一幸せ」と嬉しそうに語る蝶々さんは15歳。裕福な武士の家の生まれだが父が切腹して亡くなり、今は芸者として生きている。結婚式が慎ましやかに行われている最中、伯父の僧侶ボンゾがきて、キリスト教に改宗した蝶々さんに絶縁を言い渡す。式は終わり、2人は甘い夜を迎える。

【第2幕】ピンカートンがアメリカに帰国して3年。「駒鳥が巣を作る頃に帰る」との言葉を信じる蝶々さんは、彼の帰りを待ち続けている。シャープレスとゴローは再婚を勧めるが、蝶々さんは断る。というのも、ピンカートンとの間に子供が生まれていたのだ。帰国後ピンカートンがアメリカで本当の結婚をしたことを知るシャープレスは言葉もない。そしてついにピンカートンの船が入港。蝶々さんとスズキは部屋を花で満たして夫の到着を待つが、いつまでたってもやってこない。

スズキの勧めで蝶々さんが奥の部屋で休んでいると、ピンカートン、シャープレス、そしてピンカートンの妻ケートが訪れる。スズキの応対で蝶々さんの思いを知ったピンカートンは、堪らず立ち去る。目覚めた蝶々さんはケートを見てすべてを悟り、子供をアメリカで育てたいというケートの言葉を受け入れる。父の形見の短刀に刻まれた言葉「名誉をもって生きられないものは名誉をもって死ぬ」ことを決意した蝶々さんは、子供に別れを告げ、自決。「蝶々さん!」と叫ぶピンカートンの声がむなしく響く。

<スタッフ>

【指 揮】阪 哲朗

【演 出】栗山民也

【美 術】島 次郎

【衣 裳】前田文子

【照 明】勝柴次朗

<キャスト>

〈7月8日・12日・15日〉

【蝶々夫人】木下美穂子

【ピンカートン】村上公太

【シャープレス】成田博之

【スズキ】小林由佳

【ゴロー】糸賀修平

【ボンゾ】伊藤貴之

【神官】上野裕之

【ヤマドリ】高橋正尚

【ケート】佐藤路子

〈7月11日・14日・16日〉

【蝶々夫人】森谷真理

【ピンカートン】城 宏憲

【シャープレス】近藤 圭

【スズキ】但馬由香

【ゴロー】升島唯博

【ボンゾ】畠山 茂

【神官】千葉裕一

【ヤマドリ】吉川健一

【ケート】十合翔子

【合 唱】新国立劇場合唱団

【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

<インフォメーション>

「ジャコモ・プッチーニ 新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室 2022 蝶々夫人」

全2幕(イタリア語上演/日本語及び英語字幕付き)

会  場:新国立劇場オペラパレス

公演期間:2022年7月8日(金)~7月16日(土)

予定上演時間:約2時間40分(休憩含む)

主  催:公益財団法人新国立劇場運営財団、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁

助  成:公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション

協  賛:ローム株式会社、損保ジャパン

チケット:全席指定:2,200円(高校生以下)、4,400円(一般(大人))

※10%税込

※残席がある公演日に限り前売り販売をいたします。

公式HP:https://www.nntt.jac.go.jp/opera/educational-madamabutterfly/

新国立劇場「高校生のためのオペラ鑑賞教室」は、常松美登里子様からのご寄附を活用して行う公演事業です。

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2022イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

Buongiorno a tutti!

今日は板橋区立美術館で6月25日から開催する「2022イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」のお知らせです。


ノエミ・ヴォーラ(Noemi Vola イタリア)

「ボローニャ国際絵本原画展(通称:ボローニャ展)」は、イタリア・ボローニャで行われる児童書専門のブックフェア「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア(BCBF)」が主催する、児童書のイラストレーション・コンクールの入選作品を紹介するものです。国籍の異なる5人の審査員は毎年入れ替わり、多様性を重視して選考されます。出版・未出版を問わず応募できることから、新人作家の登竜門としても知られています。

2022年度は過去最多の92か国3873件のエントリーがあり、絵本作家の降矢奈々氏を含む5人の審査員による選考の結果、29か国78作家が入選しました。多彩な表現、テーマ、技法による絵本原画をお楽しみください。

特別展示では、過去に本展に入選した2人のイラストレーターによる新作絵本を紹介します。会期中には絵本に関する連続講座や講演会も多数予定しています。本展が、絵本を通して様々な出会いの生まれるきっかけとなりますように。

【会期中のイベント】

会期中には、絵本に関するイベントも多数開催します。

◎若月眞知子氏(ブロンズ新社代表)によるイラストレーター向けの連続講座

◎ボローニャ展の審査員を務めた降矢奈々氏(絵本作家)による講演会

◎イラストレーターのオオノマユミ氏、むらかみひとみ氏、岡村志満子氏による工作教室 など

【コロナ禍、そしてウクライナ危機下のBCBF】

世界中から関係者が集まることが国際的なブックフェアの醍醐味ですが、コロナ禍により2020年と2021年のBCBF(ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア)の現地開催は中止となりました。しかしその間インターネット上で様々な試みを展開し、ブックフェアの新たな可能性を切り開きました。ボローニャ展の応募もオンラインとなり、2022年には応募者数及び国数が過去最多を更新し、ますます国際性豊かな展覧会となっています。

2022年2月末、3年ぶりのブックフェア開催にむけて準備が佳境を迎える中、ロシアによるウクライナ侵攻のニュースが入りました。地理的な近さに加えて、BCBFは両国とも様々な交流があったため、コロナ禍とは異なる新たな困難に直面することになりました。しかし、児童書を通して対話と架け橋の役割を果たすというBCBFの姿勢が表明され、会期中にはウクライナの児童書を紹介する展示や、イスラエルの作家エトガル・ケレット氏による戦時下における児童文学についての講演会などが開催されました。また、会場内の一角の壁面が、戦争に反対するイラストやメッセージで埋め尽くされるなど、イラストレーターたちの自発的な行動も見られました。

北村麻衣子(日本) 

<インフォメーション>

展覧会名:「2022イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」

主  催:板橋区立美術館、JBBY(一般社団法人日本国際児童図書評議会)

企画協力:Bologna Children’s Book Fair, Bologna Illustrators Exhibition, curated by Bologna Children’s Book Fair / BolognaFiere in partnership with JBBY

会  期:令和4(2022)年6月25日(土)~8月7日(日)

開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:月曜日(ただし7月18日(月)は祝日のため開館し、7月19日(火)は休館)

観覧料:一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円

*土曜日は小中高校生は無料で観覧できます

*65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)

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白いトリュフの宿る森

Buongiorno a tutti!

北イタリアの森で、希少な白トリュフを探し出すハンターたちに密着したドキュメンタリー映画、『白いトリュフの宿る森』が2022年2月18日(金)より公開されます!

 世界で最も希少で高価な食材、アルバ産<白トリュフ>。写真家マイケル・ドウェックが、その名産地である北イタリア、ピエモンテ州で、夜になると森へ<白トリュフ>を探しに出てくる妖精のようなおじいさんたちがいる……という言い伝えを耳にしたことから、本作の映画製作は始まりました。

 栽培は行われておらず、どのように、なぜそこに育つのか解明されていない<白トリュフ>。危険のつきまとう森の奥深く、老人たちは犬と共に、まるで宝探しを愉しむように、何世代にも伝わる伝統的な方法で<白トリュフ>を探し出します。気候変動や森林伐採により供給量が減り、トリュフ探しの極意を誰もが求める中、彼らはトリュフが実る場所を決して明かしません。長年連れ添った妻や友人にさえも、絶対に――。

 ドウェックは約3年間にわたり彼らの生活に入り込み、信頼関係を築いたうえで貴重な撮影に成功。そこに映し出されるのは、大地に寄り添い、時の流れが止まったような、純粋で美しい暮らしです。

『君の名前で僕を呼んで』監督のルカ・グァダニーノが製作総指揮を務め、世界中の映画祭で喝采を浴びた〝The Truffle Hunters(原題)”。第36回サンダンス映画祭をきっかけに、批評家たちの間で〝異彩を放つドキュメンタリー“として瞬く間に話題となり、第73回カンヌ国際映画祭、第45回トロント国際映画祭ほか、テルライド、ニューヨーク、テッサロニキ、トリノ、サン・セバスティアン、台北など数々の国際映画祭で正式上映されました。合計20部門にノミネートされた他、史上初の快挙となる第73回<全米監督協会賞>と第35回<全米撮影監督協会賞>の同年同時受賞を果たし、さらにアカデミー賞の前哨戦のひとつとして知られる第92回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 TOP5ドキュメンタリーにも選出されました。

 日本版予告編では声優・津田健次郎がナレーションを務め、<白トリュフ>の香りと共に、誰も見た事のない秘密の世界へと誘います。

『白いトリュフの宿る森』予告編 : https://youtu.be/Q4IgQJQmwqA

<プロフィール>

津田健次郎

アニメ、洋画吹替、ナレーターなどの声優業・舞台や映像の俳優業を中心に、映像監督や作品プロデュースなど幅広く活動。第十五回(2020年度)声優アワード主演男優賞。代表作にアニメ「呪術廻戦」七海建人役、「ゴールデンカムイ」(尾形百之助)、NHK連続テレビ小説「エール」ナレーションほか、現在放送中のTBSドラマ「最愛」にも山尾敦役として出演中。

<インフォメーション>

映画『白いトリュフの宿る森』 
原題:The Truffle Hunters
製作年:2020
製作国:イタリア/アメリカ/ギリシャ
日本公開表記:2022年2月18日(金)
監督:マイケル・ドウェック、グレゴリー・カーショウ
製作総指揮:ルカ・グァダニーノ(『君の名前で僕を呼んで』監督)ほか
コピーライト:©2020 GO GIGI GO PRODUCTIONS, LLC
公式サイト: https://www.truffle-movie.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/trufflemoviejp/
ソニー・ピクチャーズ映画 公式Twitter: https://twitter.com/SonyPicsEiga

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