館長挨拶

 

イタリア人として日本文化を学び、そして日本文化を教えるという立場にあった私は、長年二つの世界に住んでいるように感じていました。東京イタリア文化会館の館長という任務は私にとって、この二つの世界を一つにする好機だと思っています。日本とイタリアが連携を図りながら協力し合い、共に成長するために力を合わせ、知識や感性を共有できる世界というのは、両国にとってより豊かで、より完全な場所ではないでしょうか。ドナーティ前館長が成し遂げた優れた業績、またここ数か月、館長代行として情熱をもって当館の活動を支えてくれた文化担当官のクリサフッリ氏とすばらしい当館館員の思いをしっかりと受け止めつつ、私は、日本におけるイタリア文化のさらなる普及のために貢献するとともに、偉大なる二国の相互理解と尊重の念からなる、開かれた、より多くの人の拠りどころとなるような場所の構築に邁進する所存であります。

 

ジョルジョ・アミトラーノ

イタリア文化会館 東京
http://www.iictokyo.com/

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