4コマ漫画『戦国イタリア~ノ』第1話

Buongiorno a tutti!

去年のブログでも紹介しましたが、現在はイタリア人武将が主人公の漫画が連載されていることは皆さんご存知でしょうか。

漫画雑誌「月刊アクション」(双葉社)にて、「蒼眼赤髪~ローマから来た戦国武将~」を連載中の太田ぐいやさん(原作担当)と幸田廣信さん(作画担当)のスピンオフ4コマ漫画『戦国イタリア~ノ』が、今日からこのblogで月刊連載を開始します。さっそくご覧下さい↓↓

 

登場人物紹介

4コマ第1話

※東方見聞録…漫画の舞台から約200年前の13世紀後期に、イタリア人冒険家であるマルコ・ポーロが記した旅行記。この中で日本は「黄金の国ジパング」と形容されている。藁ぶき屋根を黄金と見間違えたとか、中尊寺金色堂を拝謁したからとか、その勘違いには様々な説が今も流れている。

――いかがでしたでしょうか?

なお、本編の主人公も、4コマと同じジョバンニ・ロルテス。

山科羅久呂左衛門勝成という和名を持つ、イタリア人武将です。

戦国時代の日本に実在したとされ、宣教師と共に訪日し、後にキリシタン大名・蒲生氏郷に仕えたと伝えられています。

そんな彼が、漫画の中で、日本の歴史の中で、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

原作者である太田ぐいやさんからのメッセージ:

「今月発売号には第4話が掲載中です。本編はバリバリのストーリー漫画です。作中には、イタリア語やイタリア文化もたくさん登場します。イタリア人騎士と日本人武士の邂逅を是非楽しんで下さいね!」

漫画家である幸田廣信さん からのメッセージ:

「こちらでは『蒼眼赤髪~ローマから来た戦国武将~』のデフォルメキャラを使い、より自由に楽しんで描いていきますので、お楽しみに!」

イタリア文化会館

イタリア語講座

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Filed under: 4コマ漫画『戦国イタリア~ノ』 — admin@iictokyo.com 07:48  Comments (0)

2014年 春学期講座募集中!

Buongiorno !

すっかり梅も満開となり、春の訪れを感じますね。イタリア文化会館がある千鳥が淵にも毎年この時期になると日本中からたくさんの方がお花見にこられ一年で最もにぎやかな時がきます。

4月といえば一年の始まりの月です。新しい事に挑戦するのにもうってつけの月ですね。

こちらのブログを読んでいる方なら習い事といえば、イタリア語でしょうか?

イタリア語をすでに習っている方もこれから始めようという方も一度イタリア文化会館でイタリア語にふれてみるのはいかがでしょうか?

ここでもう一度イタリア文化会館がどのような施設なのか振り返ってみましょう!

イタリア文化会館は、イタリア文化とイタリア語の普及を目的としたイタリア政府外務省の文化施設であり、イタリアを発信する東京都内にある大きなイタリア広場です。

イタリア文化会館には 70 年以上の歴史をもつイタリア語講座があります。

1997 年以降、プログラムの充実に伴い、受講生の数も年々増加しています。

など、多岐にわたるプログラムを取りそろえています。

当館受講生になっていただくと図書館の無料利用や提携レストランでのサービス等も受けられます。

イタリア文化会館で学ぶメリットを参考にしてください。

春なにか始めてみようという方、是非一度、文化会館のホームページを訪れてみて下さい!

 

イタリア文化会館

イタリア語講座

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ロベルト・ボッレ アメリカン・バレエ・シアター2014年日本公演

Buonasera!

本日はバレエのお話です。

ロベルト・ボッレというダンサーをご存知でしょうか?

’06年、トリノ・オリンピックの開会式で踊ったダンサー、といえばご記憶の方も多いかもしれません。

先日、その彼が、アメリカン・バレエ・シアターの2014年日本公演に、プリンシパルダンサーとして、オールスターガラ、また「マノン」にデ・グリューとして出演。

以前より、完璧な肢体を持った美しいダンサーででしたが、近年は男性的な、大人の男としての魅力も備え、円熟味を増した素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。

ガラの「椿姫」、全幕の「マノン」とも、より演劇性を求められるプログラムですが、両公演ともパートナーは情感を表現させたら間違い無く現在最高のダンサーの一人であるジュリー・ケント。美しいを超えて、自然と涙があふれてしまうような、心にせまるパ・ド・ドゥで、多くの感動を呼んでいました。

バレエ好き、イタリア好きの皆さん、

ロベルト・ボッレを始め、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるイタリア人ダンサーの応援を、ぜひよろしくお願いしますね!

 

イタリア文化会館

イタリア語講座

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文部科学省とAKB48とのコラボで生まれた「トビタテ!留学JAPAN」

Buongiorno!

 

皆さん、そろそろ4月が近づいてきました。日本では新しいことに挑戦する時期ですね!

そんな中、幅広い世代で留学に挑戦する人が年々増えてきています。語学力を磨きたい、海外で仕事をしたい、グローバルな世界に触れたい、ただ単純に好きな国でちょっと生活してみたいからなど、目的や思いは様々です。

今、世界の国々が大使館やイタリア文化会館のような文化機関などを通じ、それぞれの国の魅力を日本に紹介して、多くの人たちに留学してもらおうとしています。そして、日本政府も日本の人々が世界に羽ばたくようにさまざまな活動を始めました。

この活動の一環として、昨年、日本の文部科学省が「トビタテ!留学JAPAN」という留学促進キャンペーンを開始したのをご存知でしょうか?

まさに世界が日本にやってくる2020年夏季オリンピック・パラリンピック競技大会の日本開催も決定し、日本の若者に、広い世界の中で自己研鑽を積み、広い視野を持ち、日本と世界で活躍できるような人材として育って欲しいという思いで日本政府が動いたのです。

その活動の中で私たちが注目したのはAKB48とのコラボで生まれた「トビタテ!フォーチュンクッキー」のプロモーションビデオです!

たくさんの日本の大学が出演して楽しく踊っていますが、一番嬉しかったのは留学中の学生コーナーではアメリカとイタリアが映っていることです。イタリアでは高校留学中の日本人留学生が同級生と一緒に踊っています。

そして、下村文部科学大臣なども出演しているところがとても面白くて日本政府の熱い気持ちを感じさせました。

これからイタリア大学版も作ってみたくなりました!

 

では、皆さんも留学してみましょう!

 

 

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授業体験レポート⑬ 「古典ギリシャ語」

Buongiorno a tutti!

 

今回紹介するのは「古典ギリシャ語」のクラスです。

皆さんは「古典ギリシャ語」というと何を思い浮かべますか?

今でもイタリアの文系高校では必修科目に入っているようですが、それはそれは難しくて、苦労するそうです。

“テルマエロマエ”のおかげで(?)、ラテン語については知識を得ることができたのですが、古典ギリシャ語って一体??

アルファやベータなど見慣れないアルファベットが並ぶギリシャ文字のテキストを見ても、解読できないし、どんな発音をするのかもまったくイメージできません。

「古典ギリシャ語」の授業は、カティア先生とミリアム先生のふたりが交代で担当し、イタリア語で解説します。

 

見学したクラスの受講生はすでに3年以上勉強されているため、皆さん、すらすらと古典ギリシャ語のテキストを音読し、イタリア語に翻訳していきます。

 

その後、講師がわかりにくい言葉の意味を説明したり、中に出てきた人物や場所についてインターネットで検索してイメージや地図を見せたり、文章を読むだけでなく、画像・映像なども使いながら、遥か昔のギリシャに思いを馳せるのです。

 

そして、2014年春学期から待望の新規クラスが始まることになりました!

春はスタートの季節です!

イタリア語の勉強プラスアルファを求めている方!

ヨーロッパ文化の源に触れてみたい方!

「古典ギリシャ語」を始めるなら、今がチャンスです!

 

新規クラスの概要:

※授業はすべてイタリア語で行いますので、イタリア語中級レベル(B1)以上の方が対象です。

 

日程: 4月17日~6月26日 (木曜日) 11:00-12:30

受講料:32,000円(90分×10回)

講師:カティア・ジェズアート、ミリアム・グラマリア

テキスト:Athenaze, Introduzione al greco antico, parte I

http://www.iictokyo.com/culturali/latino/gre1.html

 

ちなみに、ラテン語も新規クラスを設定しました。

こちらも、テキストの1課からスタートします。

 

日程:4月16日~6月25日(水曜日) 14:30-16:00

受講料:32,000円(90分×10回)

講師:カティア・ジェズアート

テキスト:Familia Romana, Latine Disco

http://www.iictokyo.com/culturali/latino/lte1.html

 

イタリア文化会館

イタリア語コース

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シチリアにおけるイスラム文化 ― 講演会

Buonasera a tuti!

 

今日はまた雪が降ってきましたが、春が近づいてきました!春になりますとイタリア文化会館ではイベントもたくさん咲き始めるころです。

今日紹介したいイベントはシチリアの文化をより深く理解できる講演会です。

シチリアにおけるイスラム文化 講演会

L’Islam in Sicilia

講師 フランチェスカ・コッラオ(ローマLUISS大学政治学部教授)

Francesca Corrao (Professore Ordinario presso la Facoltà di Scienze Politiche dell’Università LUISS “Guido Carli” di Roma)

 

シチリアでは、830年頃イスラムの支配下に入ってから、さまざまなイスラム文化や技術、習慣が取り入れられ、繁栄がもたらされました。

灌 漑システムや陶器の施釉、また養蚕や柑橘類栽培などはイスラム世界からもたらされたもので、パレルモで織物生産を始めたのもイスラムの人々でした。現在 ウィーン美術史美術館に所蔵されているルッジェーロ2世の豪奢なマントは、その織物技術の高さを今に伝えています。またイスラムの詩人や知識人、科学者た ちがシチリアの文化生活を豊かにすることに寄与し、その遺産は、ノルマン朝の王たちやフリードリッヒ2世によって後世に継承されました。

ではコッラオ氏が、シチリアにおけるこうしたイスラムの影響について、科学、医学、行政、文学など諸分野に言及しながら論じます。 (日伊逐次通訳付)

 

【プロフィール】

フランチェスカ・コッラオ Francesca Corrao

ロー マLUISS大学政治学部教授(アラビア語・アラブ文学)。オレスティアディ財団科学委員会委員長。パリ、オックスフォード、ケンブリッジ、カイロ、ベイ ルートの大学で教鞭を執った。専門はアラブ文学で、近年のヨーロッパへの移民をめぐる社会、政治問題や「アラブの春」など中東アラブ諸国の政治問題につい ても研究している。アラブ文学や歴史に関する著作多数。文学作品のアラビア語からイタリア語への翻訳も多くてがけている。主な著書に、La rinascita islamica(「イスラムの再生」、1985)、Poeti arabi di Sicilia(「シチリアのアラビア詩人」、1987)、Adonis. Nella pietra e nel vento(「アドニス 石と風のなかで」、1999)、Le rivoluzioni arabe. La transizione mediterranea(「アラブ革命 地中海地域の変遷」、2011)など。

 

詳細:

2014年3月24日(月)

時30分(開場18時)

文化会館アニェッリホール

 

入場無料

日伊逐次通訳付

 

お申し込み:件名を「3月24日講演会」として、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにてeventi.iictokyo@esteri.itまでお申し込みください。

 

お問い合せ:イタリア文化会館 Tel. 03-3264-6011(内線13, 29) E-mail: eventi.iictokyo@esteri.it

 

主催:イタリア文化会館

 

 

イタリア文化会館

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イタリア語で源氏物語

Buonasera a tutti!

 

本日はイタリア文化会館で開催される「源氏物語」に関する講演会を紹介します。

3月12日水曜日、ローマ・ラ・サピエンツァ大学名誉教授であるマリア・テレーザ・オルシ氏の講演会、『光源氏 イタリアへの長い道』が開催されます。

光源氏?あの源氏物語?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

その通り、「あの」源氏物語です。

イタリアにも50年以上前に翻訳されたものが存在しておりましたが、英語訳からの重訳で、また欧米の読者への解り易さに重きをおかれ、構成を変えられたものでした。

それが2012年初めて、マリア・テレーザ・オルシ氏によって、原文からの忠実な訳として完成されました。

まさに研究でもあったこの翻訳にかかった歳月は、約12年です。
現地新聞では「英国のシェークスピア、またわたしたちのダンテの作品のように、日本の”古典の中の古典”」と紹介されました。

イタリア語版は約1440ページ。登場人物の呼称が場面によって異なるところなどは、読みやすさを考えると統一するべきなのかもしれないと考えられましたが、原作を尊重して、そのままにされています。

今回の講演では翻訳者のオルシ氏が、苦節12年の翻訳作業の道のりと、イタリアにおける日本作品の翻訳事情などについて語ってくださります。イタリアという鏡を通すことによって、また日本文学を知らなかった、気がつかなかった視点から見ることができるかもしれません。

日伊逐次通訳付
入場無料。要予約
お申し込み:件名を「3月12日講演会」として、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにてeventi.iictokyo@esteri.itまでお申し込みください。
お問い合せ:イタリア文化会館 Tel. 03-3264-6011(内線13, 29)
日程: 2014年3月12日時間: 18時30分 (開場18時)場所: イタリア文化会館主催: イタリア文化会館 

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