展覧会『みんなのレオ・レオーニ展』

Buongiorno a tutti!

今日は展覧会『みんなのレオ・レオーニ展』のお知らせです。

作者のレオ・レオーニ(1910-1999)は、イタリアやアメリカでグラフィック・デザイナーとして活躍した後、『あおくんときいろちゃん』で、初めて絵本の世界に足を踏み入れました。
ねずみの『フレデリック』や、しゃくとりむしの『ひとあし ひとあし』など、小さな主人公たちが「自分とは何か」を模索し、学んでいく物語を、水彩、油彩、コラージュなどさまざまな技法を用いて描きました。展覧会では、ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの波乱の生涯を、作品と重ね合わせながら紹介します。
絵本作家、アート・ディレクターとしての仕事、絵画、彫刻など幅広い活動を紹介し、レオーニが子どもの絵本に初めて抽象表現を取り入れるに至った道筋にも光を当てます。

 

絵本『スイミー』の原画来日!

赤い色をしたきょうだいたちの中で、唯一黒い魚の物語『スイミー』。小学校の教科書に掲載され、日本全国で親しまれています。愛されている絵本『スイミー』の幻とされた原画(スロバキア国立美術館所蔵)が来日します!計5点の原画は絵本『スイミー』の絵とは少し違うので、ぜひ会場でじっくりご覧ください。

「スイミー」
1963年 水彩、モノタイプ 54.5×72.5cm スロバキア国立美術館
Swimmy ©1963 by Leo Lionni, renewed 1991/
Pantheon On Loan By The Slovak National Gallery
Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

<インフォメーション>
『みんなのレオ・レオーニ展』
会  期: 2019 年7月13日(土)~ 9月29日(日)
月曜日定休(但し7月15日、8月12日、9月16日、23日は開館、翌火曜日も開館)
会  場: 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 ( 新宿駅西口より徒歩5 分)
開館時間: 午前10 時から午後6 時まで ※入館は午後5時30分まで
観 覧 料: 一般1,300円、大学生900円、高校生以下無料
※前売券は4月9日(火)から7月12日(金)まで販売。その他詳細は美術館HPをご確認ください。
主催: 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、朝日新聞社
協賛: 損保ジャパン日本興亜
企画協力: Blueandyellow, LLC、コスモマーチャンダイズィング、渋谷出版企画
協力: 好学社、あすなろ書房、至光社
公式HP: www.asahi.com/event/leolionni/
お問い合わせ: 03-5777-8600(ハローダイヤル)
*画像写真の無断転載を禁じます

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Filed under: お知らせ — イタリア文化会館東京 17:06

SYMPOSIUM 「ろう者の言語、歴史、文化とオーラルヒストリー」

第二回東京国際ろう映画祭が、5月31日(金)から6月3日(月)まで渋谷・ユーロライブで行われます。
東京国際ろう映画祭は、ろう者の社会や芸術の発展と育成、また誰もが自由に映画と芸術の興味を共有できる場や聴者とろう者の相互理解の場を創出することを目的とし、この度二回目を迎えます。

また、 6月5日(水)には、第二回東京国際ろう映画祭開催の共同企画として、パートナーシップである CINEDEAF (ローマ国際ろう映画祭)を主催しているローマろう研究所(ISSR) 職員ルカ・デス・ドリデス氏を海外からの招聘ゲストとしてお招きし、ローマろう研究所で実施しているイタリア手話のオーラル・ヒストリープロジェクトについてお話しいただきます。
イタリアでは、様々な分野とイタリア手話、ろう文化に精通した、ろう者と聴者によるチームを結成し、2016 年よりイタリア手話での語りの収集・保存・評価に関する研究をスタート。この活動をきっかけに、様々な事業が展開されています。テクノロジーの発達によって手話が今後消えていくといわれる中、ローマろう研究所での取り組みは他の分野での利用可能性、今後の展望など、大いに参考になる内容ばかりです。 SYMPOSIUM 「ろう者の言語、歴史、文化とオーラルヒストリー」と題し、ルカ・デス・ドリデス氏のほか、森壮也氏、小谷眞男教授と各分野で活躍されているご登壇者を迎えて、手話とオーラル・ヒストリーの意義についてお話しいただきます。

※オーラル・ヒストリーとは
オーラル・ヒストリー(口述記録)は、「個人や組織の経験をインタビューし、記録を作成して後世に伝える」方法のひとつです。手話が文字をもたない言語であることから、手話におけるオーラル・ヒストリーの重要性について以前から注目されています。

<シンポジウムインフォメーション>
日時:2019年6月5日(水)19:00~21:05(受付 18:30 ~)
会場:イタリア文化会館 1階エキジビションホール(東京都千代田区九段南2-1-30)
参加費: 一般:前売券 800 円 当日券 1,000 円 / TDF サポーター:前売券 500 円 当日券 700 円 定員: 80 名 定員に達し次第締切
申込方法: URL より申込フォームへアクセスしてお申込みください。
https://goo.gl/forms/eDOyzgvesL4aHxx72
情報保障:イタリア語・日本語・日本手話・音声認識アプリ UD トークによる多言語音声認識&翻訳機能を使用し文字による日本語とイタリア語を提供します。

【プロフィール】
<登壇者>
●ルカ・デス・ドリデス  ローマろう研究所(ISSR)職員(ろう研究員、アーキビスト、司書)
●森壮也  手話言語学者・開発経済学者、 IDE JETRO 主任調査研究員。日本手話学会元会長、障害学会元理事。
●小谷眞男  1992〜94年イタリア遊学、お茶の水女子大学教授。専門はイタリア法史。

<東京国際ろう映画祭開催概要>
【主催・運営】東京ろう映画祭実行委員会
【助成】アーツカウンシル東京、(公益財団法人東京都歴史文化財団)芸術文化振興基金助成事業
【特別協力】イタリア文化会館、バリアフリー映画鑑賞推進団体シティライツ
【協賛】Palabra 株式会社、アルファ ロメオ、Shamrock Records株式会社(音声認識アプリ「UD トーク」開発会社)、いとをかし Cafe、株式会社博報堂 DY アイ・オー
【後援】中国大使館文化部、ブリティッシュ・カウンシル 、東京都聴覚障害者連盟
【宣伝協力】妹尾映美子、静岡 × カンヌ × 映画プロジェクト実行委員会
【協力】ろう者と映画を楽しむ会、ポーランド映画祭、大阪アジアン映画祭、CINEDEAF、DEAF、シネマジャック、べティ ロフト 9、アップリンク、ユーロライブ、チェレステ・スタジオ松濤、Tabela

 

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Filed under: イタリアイベント情報 — イタリア文化会館東京 16:21

映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』

Buongiorno a tutti!

映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』が、6月21日(金)Bunkamuraル・シネマほかにて全国順次ロードショーとなります。


世界屈指の美しさを誇るイスキア島に暮らすピエトロとアルバ夫妻の結婚50周年を祝うために、親戚一同19名が集まった。教会で金婚式を挙げ、自宅の屋敷でパーティも開催される。久しぶりに再会したファミリーの楽しい宴もお開きとなる頃、天候不良でフェリーが欠航に!思いがけず、二晩を同じ屋根の下で過ごさなければならなくなった、それぞれの家族たち。今まで抑えていた本音が見え隠れし始め、次々と秘密が暴露されてゆく。果たして、この嵐の結末は?
浮気、借金、嫉妬…ワケありの大人たち。家族だからこそのストレートな感情をぶつけ合う姿に「私の親戚にもいる!」と、誰もが笑って泣いて共感せずにはいられない人間賛歌。


ウィル・スミス主演『幸せのちから』などハリウッドでも活躍するガブリエレ・ムッチーノ監督のもとに ステファノ・アコルシ、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ステファニア・サンドレッリ、 サンドラ・ミーロらが集結します。驚きの隠しごとや、意外な思惑を抱えた登場人物たちをリアリティ溢れるセリフで、イタリアが誇る名優たちが舌戦を繰り広げます。名作『太陽がいっぱい』の撮影地であるイスキア島の太陽と紺碧の海のコントラスト、広大な屋敷のインテリア、ロマンチックなアラゴネーゼ城などロケーションも見逃せません。
どんなにぶつかり合っても、また必ず抱きしめ合える、それが家族。あなたの家族を思い出し、“乾杯(サルーテ)!”と、グラスを傾けたくなる、甘くて苦いイタリアン・コメディ。

インフォメーション
『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』
6月21日(金)Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開
2018/イタリア/イタリア語/107分/カラー/シネスコ/デジタル5.1ch
原題:A casa tutti bene
日本語字幕:岡本太郎
配給:アルバトロス・フィルム、ドマ
後援:イタリア大使館、イタリア文化会館
©2018 Lotus Production e 3 Marys Entertainment
ウェブサイト:salute-movie.com/

 

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Filed under: お知らせ,イタリアイベント情報 — イタリア文化会館東京 17:02

ジョヴァンニ・ソッリマ「100チェロ」コンサート

Buongiorno a tutti!

今日はコンサート「100チェロ」のお知らせです。


「100チェロ」は、イタリアの天才・鬼才チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマを中心に、国境、世代、キャリア、ジャンルを超えて100人のチェリストが集い、圧倒的なエネルギーに溢れたチェロ・アンサンブルを披露する創造的かつ革新的なプロジェクトです。
ソッリマのもと、クラシックからバロック、ロックにワールド・ミュージックまで、様々なジャンル の楽曲を自由な発想と表現欲の赴くままに芸術性の高いアートへと昇華します。2012年以来ヨーロッパ各地で開催し大評判を得ている「100チェロ」が、遂に日本初上陸!

演奏予定曲:
ベートーヴェン 交響曲第九番
J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第三番
ヘンデル 組曲第11番ニ短調 サラバンド
世界を売った男(デヴィッド・ボウイ)
ハレルヤ(レナード・コーエン)
タランテッラ(イタリア南部の舞踏曲)
チェロよ、歌え!(ジョヴァンニ・ソッリマ)
サウンド・オブ・フォーリング・ウォールズ(メロッツィ)

<インフォメーション>
ジョヴァンニ・ソッリマ「100チェロ」コンサート
主 催:すみだトリフォニーホール
企画制作:プランクトン
後 援:イタリア大使館、イタリア文化会館
協 力:アリタリア-イタリア航空
開催日:2019年8月12日(月・祝)
会 場:すみだトリフォニーホール [大ホール]
時 間:17:15 開場/18:00 開演
入 場:有料(全席指定 6,000円/中学生以下3,000円)
お問い合わせ・予約:プランクトン 03-3498-2881

http://plankton.co.jp/100cellos/

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Filed under: お知らせ — イタリア文化会館東京 12:04
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