特別展「江戸ものづくり列伝―ニッポンの美は職人の技と心に宿る―」

Buongiorno a tutti!

江戸東京博物館は、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催年にあたり、その幕開けにふさわしく、日本が世界に誇る「ものづくり」をテーマとした特別展を開催します。

朱漆塗鼠嫁入蒔絵組盃 浮船/作
江戸時代 19世紀
ベニス東洋美術館蔵

日本の伝統美術は、日本人の暮らしとともにありました。四季折々の生活シーンに応じて配される建具や調度品は、人びとに潤いと彩りを与えました。豊かな遊び心と繊細な美意識―それを作り上げてきたのが、「ものづくり」に生きる職人たちです。

梨子地藤巴立葵紋散松竹藤文蒔絵行器
江戸時代 18世紀
ベニス東洋美術館蔵

本展では、特色のある5人の名工たちを取り上げます。また、ベニス東洋美術館所蔵「バルディコレクション」の日本初公開をはじめ、 江戸東京博物館の所蔵資料を中心に、江戸東京で活躍した職人たちの仕事と人生に光を当てます。

バルディ伯爵肖像
明治22年(1899)
ベニス東洋美術館蔵
  • 伯爵が愛したニッポン―初来日 バルディコレクション―
  • 武士の都のものづくり
  • 江戸の蒔絵師・羊遊斎と是真
  • 鬼才の陶工・三浦乾也と隅田川のやきもの
  • 府川一則―北斎の愛弟子が歩んだ金工の道―
  • 大正昭和に生きた江戸の技―小林礫斎のミニチュア工芸―

<インフォメーション>
展示会名:特別展「江戸ものづくり列伝―ニッポンの美は職人の技と心に宿る―」
会  期:2020年2月8日(土)~4月5日(日)
     ※会期中に一部展示品の入れ替えがあります。
会  場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室(東京都墨田区横綱一丁目4番1号)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで)
     ※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(ただし2月24日は開館)、2月25日(火)
主  催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、毎日新聞社
後  援:イタリア大使館
協  賛:大日本印刷、トヨタ自動車 
協  力:ベニス東洋美術館、アリタリア-イタリア航空
問合わせ:〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1 TEL03-3626-9974(代表)
www.edo-tokyo-museum.or.jp 

Share (facebook)
Filed under: お知らせ — イタリア文化会館東京 11:21

神奈川県立音楽堂開館65周年記念オペラ上演 ヘンデル『シッラ(Silla)』(日本初演)

Buongiorno a tutti!

2019年6月に一年間の改修休館を経てリニューアル・オープンした神奈川県立音楽堂は、開館65周年を迎え、この機に≪音楽堂室内オペラ・プロジェクト≫と題した新しいシリーズをスタートしました。同音楽堂のブランドであるバロック・オペラをはじめ、ルネサンス期から現代まで、「オペラ」から「ムジークテアター」、ワークインプログレスからフルステージまで、時代、国境、スタイルを超え、室内楽の楽しさを極限まで味わい尽くす、様々な上演に挑んでいきます。

今回上演するのは「ヘンデルの、最も美しく、最も謎に満ちたオペラ」として知られる、世界最高峰のバロック・オペラ『シッラ』。共和制ローマ時代に実在した暴君と、彼をとりまく群像劇です。

お送りするのは、イタリア・パルマ音楽院の若者たちを中心に結成し、よく知られた名曲、ヴィヴァルディ『四季』を全く新しいスタイルで演奏して、90年代初頭、世界の音楽界に旋風をまきおこしたカリスマ的ヴァイオリニスト、ファビオ・ビオンディ氏と「エウローパ・ガランテ」。2015年に日本初演された『メッセニアの信託』ぶり、3度目の音楽堂での演奏です。

演出は、『メッセニア』でも演出として起用され、2017年ウィーン・コンツェルトハウスの公演録音も話題のカウンターテナー歌手、彌勒忠史氏。『メッセニア』での音楽堂の限られた空間を生かしたシンプルな舞台、優れた音響を生かした演出は、日本の音楽ファンから熱狂的に迎えられました。

世界の古楽ムーブメントを牽引するファビオ・ビオンディ氏と「エウローパ・ガランテ」、そして彌勒忠史氏と彼が選んだ気鋭のクリエイターたちが贈る、完全舞台版『シッラ』世界初演。みなさまぜひお見逃しなく!

<キャスト>

音楽監督:ファビオ・ビオンディ(指揮・ヴァイオリン)
管弦楽:エウローパ・ガランテ
演出:彌勒忠史
美術:tamako☆
衣裳:友好まり子
照明:稲葉直人(ASG)
舞台監督:大澤 裕(ザ・スタッフ)
映像:田中有紀(㈱ストロベリーメディアアーツ)
演出助手:家田淳
台本・字幕翻訳:本谷麻子

配役:シッラ=ソニア・プリナ(コントラルト) 
クラウディオ=ヒラリー・サマーズ(コントラルト)
メテッラ=スンヘ・イム(ソプラノ)
レピド=ヴィヴィカ・ジュノー(メゾ・ソプラノ)
フラヴィア=ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
チェリア=マリア・イノホサ・モンテネグロ(ソプラノ)
神=ミヒャエル・ボルス(バリトン)

スカブロ=神谷真二(黙役)

天使ほか=桧山宏子/板津由佳(エアリエル)

兵士ほか=春日克之/佐久本歩夢(BLUE TOKYO)

<STORY>

第一幕
ローマの執権官シッラが民衆派の政敵を撃退して凱旋門のある広場に凱旋してきた。
妻のメテッラと護民官レピドに迎えられ祝辞を受けた後、シッラはローマに独裁政治を宣言し、何人たりとも自分の意に従うよう言い放つ。その専横ぶりに、メテッラもレピドも失望するが、メテッラは夫を軟化させようと考えをめぐらす。レピドの妻フラヴィアは、その前夜、ローマが怪物によって灰燼に帰す悪夢を見ておののいており、レピドが彼女を落ち着かせようとしても、稲妻が凱旋門を破壊すると予言する。
シッラの副官カトゥルスの娘チェリアと、民衆派の騎士でありシッラの反対派であるクラウディオは互いに想い合うが、チェリアはシッラの反対派を愛することは出来ないと悩んでいる。
そのクラウディオは大胆にもシッラの独裁を面と向って非難する。チェリアはクラウディオをかばおうとするが、シッラは怒り狂う。さらにシッラはチェリアの「面倒を見る」と称してチェリアを連れ去ってしまう。

第二幕
神殿に人々が加護を求め集まり、フラヴィアも祈っている。その美しさに欲望を覚えたシッラは彼女に言い寄るが、きっぱりと断られる。シッラが失望し眠りにつくと、神が現れ、ローマを恐怖で支配するよう告げる。眠りから覚めたシッラはすぐに、神殿で祈りを捧げる人々を皆殺しにする。この不敬で残忍な行為をレピドに咎められたシッラは、自分は何でも好きなようにできると傲慢に言い、レピドの妻フラヴィアを自分に譲るよう命令する。
さらにシッラは、妻メテッラの目の前でチェリアに言い寄り、激しく非難される。チェリアはついにシッラに愛想を尽かし、クラウディオへの愛を告白する。クラウディオは打倒シッラの思いを強くする。
シッラはその夜レピドの家に現れ、また再びフラヴィアを誘惑しようとするが、レピドに阻まれたため、夫妻を無理やり連行する。フラヴィアを自分のものにするためである。また、クラウディオとチェリアの恋人たちのもとにも現れ、クラウディオを投獄し、チェリアを監禁する。そして臣下のスカブロにクラウディオとレピドの暗殺を命じる。しかしスカブロは、メテッラに説得されて、レピドとクラウディオを牢から助け出す。

第三幕
メテッラに救われたレピドは打倒シッラを提案するが、夫に失望しつつも貞淑な妻メテッラは夫を殺す策には同意しない。まだ夫シッラの改心に一縷の望みを持っているのである。シッラはローマを離れシチリアへの任務を与えられる。出発前にもう一度チェリアを誘惑するが失敗し、クラウディオは死んだとチェリアに知らせ絶望させる。一方でフラヴィアにも言い寄るが、またも拒絶される。レピドも死んだと嘘をつくが、クラウディオ、レピドの二人とも現れ、二組は互いに喜び合う。
シッラのもとに反乱の知らせが届き、気乗りしないながらもメテッラと別れを惜しみつつも出帆する。が、不安は的中し船は激しい嵐により沈没してしまう。メテッラがシッラを救出に向かい、連れ帰る。
一方ローマでは、レピドとクラウディオが、自由を求めている。そこに雲の中から栄光に輝く軍神マルスが姿を現す。皆が跪いているところに、メテッラとシッラが到着する。
シッラも膝をつき自らの権力を放棄し、妻と一緒に引退を宣言する。

<インフォメーション>

公演名:開館65周年記念 音楽堂室内オペラ・プロジェクト ヘンデル『シッラ』全3幕
ファビオ・ビオンディ指揮 エウローパ・ガランテ イタリア語上演/日本語字幕付 日本初演 
公演日時: 2020年02月29日(土)~2020年03月01日(日)  14:00開演 (13:00開場)
*公演当日 13:15-13:45 ファビオ・ビオンディによるプレ・トークつき
主  催:神奈川県立音楽堂[公益財団法人神奈川芸術文化財団]
助  成:一般財団法人地域創造、朝日新聞文化財団、文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
特設サイト:https://www.ongakudo-chamberopera.jp/
問合わせ:神奈川県立音楽堂  045-263-2567
チケット:[全席指定・税込] S席:15,000円 A席:12,000円【残券僅少】 B席:【売り切れ】 学生(24歳以下):8,000円
*車椅子席有り(付添1名無料)
*未就学児童の入場は、ご遠慮ください。

●チケットぴあ https://pia.jp/ 0570-02-9999(Pコード145-683)
●イープラス https://eplus.jp 
●ローソンチケット https://l-tike.com 0570-084-003(Lコード32511)

Share (facebook)
Filed under: お知らせ — イタリア文化会館東京 11:18

ベアトリーチェ・ラナ ピアノ・リサイタル

Buongiorno a tutti!

劇場厳選の新鋭ピアニストたちが意欲的なプログラムで競演を繰り広げる、好評の「ピアノ・エトワール・シリーズ」。2019年度を締めくくる第38回目には、イタリアの新星ベアトリーチェ・ラナが登場いたします。

photo: Nicolas Bets

2011年のモントリオール国際音楽コンクールをはじめ数多くの国際コンクールでの優勝歴を持ち、近年ではファビオ・ルイジやケント・ナガノなど世界的に活躍する指揮者や、ロイヤル・コンセルトヘボウ、バイエルン放送交響楽団、NHK交響楽団といった著名なオーケストラとの共演を重ねています。また今夏には、ネゼ=セガン指揮するフィラデルフィア管弦楽団との共演で、プロコフィエフの協奏曲第3番を披露し、華々しいカーネギーホールデビューを飾ったばかりの、まさにライジング・スターといえるピアニストです。

レコーディングも精力的に行っており、2017年にリリースした『J. S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲』は2018年6月Classic BRIT Awards 2018にノミネートされるなど、高く評価されました。また2019年10月には新譜『ラヴェル:鏡、ラ・ヴァルス、ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ、火の鳥』をリリースしたばかりです。

今回は、子どもの頃から演奏するのが大好きだったと語るJ.S. バッハの作品のほか、スペインの作曲家アルベニスによる超絶技巧と名高い《イベリア》第3集、そして先月リリースしたばかりのCDにも収録したストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章などをお贈りします。彼女の持ち味である豊かな歌心、そして確かな演奏技術が光るプログラムには自ずと期待が高まります。今後ますますの活躍が期待される彼女の“今”の演奏を、どうぞお聴き逃しなく。

【曲目】
J.S. バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調BWV 971
シューマン:ピアノ・ソナタ第3番へ短調作品14
アルベニス:組曲《イベリア》第3集
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章

【出演者プロフィール】
ベアトリーチェ・ラナ  Beatrice Rana

2011年18歳でモントリオール国際音楽コンクール優勝、また2013年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀賞(第2位)および聴衆賞受賞により世界的に注目される。
ムツィオ・クレメンティ、サン・マリノ、バング&オルフセンなど数多くの国際コンクールで優勝。2014年には、若いソリストの育成を目的とした、オルフェウム財団主催の国際音楽祭の演奏者に選ばれ、チューリッヒ・トーンハレにて、ズービン・メータ指揮フィレンツェ・マッジョ・ムジカーレ管と共演。2018/2019そして2019/2020シーズンは、ロイヤル・コンセルトヘボウ、シカゴ響、デトロイト響、バイエルン放送響、パリ管弦楽団、ロンドン・フィル、フィラデルフィア管、チューリヒ歌劇場管弦楽団、デンマーク国立交響楽団等と、また、ファビオ・ルイジ、ヤニック・ネゼ=セガン、ウラディーミル・ユロフスキー、ケント・ナガノなど国際的に活躍している指揮者との共演が控えている。
2012年ATMAレーベルで、ショパン/前奏曲とスクリャービン/ソナタ第2番をリリースし、国際的に高い評価を獲得した。2015年ワーナー・クラシックスから、アントニオ・パッパーノ指揮ローマ聖チェチーリアとの共演で、チャイコフスキー/協奏曲第1番とプロコフィエフ/協奏曲第2番をリリース。2017年3月には同レーベルからバッハ/ゴルトベルク変奏曲がリリースされ、この録音に対して、2018年6月Classic BRIT Awards 2018にノミネートされた。
1993年音楽一家に生まれ、9歳の時にバッハのピアノ協奏曲ヘ短調をオーケストラと共演し、デビュー。モノポリーのニーノ・ロータ音楽院でベネデット・ルーポに師事。その後M.ベロフ、A.チッコリーニ、A.ヤシンスキ、F.J.ティオリエ、E.ヴィルサラーゼらのマスタークラスに参加し研鑽を積む。
現在、世界中から最も注目を浴びているピアニストである。

<インフォメーション>
公演名:「ピアノ・エトワール・シリーズ Vol.38
ベアトリーチェ・ラナ ピアノ・リサイタル」
日 時:2020年3月8日(日)15:00開演
会 場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
協 賛:株式会社与野フードセンター
後 援:一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)、イタリア文化会館
助 成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
チケット:好評発売中(全席指定)
正面席3,500円 バルコニー席2,500円(U-25 1,000円)
一般のお問い合わせ:財団チケットセンター0570-064-939
オフィシャルウェブサイト

Share (facebook)
Filed under: お知らせ — イタリア文化会館東京 11:49
2020年2月
« 1月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
242526272829