ジャコモ・プッチーニ 「蝶々夫人」

Buongiorno a tutti,

涙なしでは見られないプッチーニ永遠の名作『蝶々夫人』、世界へ羽ばたいたプリマドンナ中村恵理が蝶々夫人役で登場!

明治時代の長崎を舞台にし、「ある晴れた日に」などの名曲で蝶々さんの愛と哀しい運命が綴られるプッチーニのオペラ『蝶々夫人』。新国立劇場でも最も多く上演されてきたオペラで、これまでに18万人に及ぶ観客が鑑賞している人気作です。

アメリカ士官ピンカートンに一途な愛を捧げる蝶々さんの悲劇が、栗山民也演出により、国と国の関係が落とす影を感じさせる、鋭く雄弁なドラマとして迫ります。誰もが知る悲劇が、現代を映し出す風景でもある舞台となって一層深い共感を呼びおこします。

注目の蝶々夫人役は、新国立劇場オペラ研修所で学んで、英国ロイヤルオペラ、バイエルン州立歌劇場などの著名劇場で活躍を重ねる中村恵理。ドラマティックな表現で世界のオペラファンの心を揺さぶってきた中村恵理が、一段と成熟し、待望の蝶々夫人役でオペラパレスに登場します。中村にとっては、蝶々夫人役は今回が舞台上演でのロールデビュー。世界のオペラファンが注目する公演です。

共演には、ピンカートンにルチアーノ・ガンチ、シャープレスにアンドレア・ボルギーニとヨーロッパで活躍中の歌手を招聘します。スズキには確かなテクニックと伸びやかな演技が持ち味の新世代のメゾ但馬由香が出演、ゴローは糸賀修平が出演するなど、若手実力派の活躍も楽しみです。共演者たちからも聴衆からも信頼の厚い下野竜也の指揮も、クラシックファンには見逃せないポイントです。

<ストーリー>

【第1幕】明治時代の長崎。日本滞在中、現地妻を娶ろうというアメリカ海軍士官ピンカートンは、仲介人ゴローに新居を案内され、使用人を紹介される。結婚も家もいつでも契約破棄できると豪語するピンカートン。結婚を心待ちにしている花嫁を知るアメリカ総領事シャープレスは、ピンカートンの軽薄さを心配する。花嫁行列がやってきて、美しい花嫁、蝶々さんが現れる。「私は世界一幸せ」と嬉しそうに語る蝶々さんは15歳。裕福な武士の家の生まれだが父が切腹して亡くなり、今は芸者として生きている。結婚式が慎ましやかに行われている最中、叔父の僧侶ボンゾがきて、キリスト教に改宗した蝶々さんに絶縁を言い渡す。式は終わり、2人は甘い夜を迎える。

【第2幕】ピンカートンがアメリカに帰国して3年。「駒鳥が巣を作る頃に帰る」との言葉を信じる蝶々さんは、彼の帰りを待ち続けている。シャープレスとゴローは再婚を勧めるが、蝶々さんは断る。というのも、ピンカートンとの間に子供が生まれていたのだ。帰国後ピンカートンがアメリカで本当の結婚をしたことを知るシャープレスは言葉もない。そしてついにピンカートンの船が入港。

蝶々さんとスズキは部屋を花で満たして夫の到着を待つが、いつまでたってもやってこない。スズキの勧めで蝶々さんが奥の部屋で休んでいると、ピンカートン、シャープレス、そしてピンカートンの妻ケートが訪れる。スズキの応対で蝶々さんの思いを知ったピンカートンは、堪らず立ち去る。目覚めた蝶々さんはケートを見てすべてを悟り、子供をアメリカで育てたいというケートの言葉を受け入れる。父の形見の短刀に刻まれた言葉「名誉をもって生きられないものは名誉をもって死ぬ」ことを決意した蝶々さんは、子供に別れを告げ、自決。「蝶々さん!」と叫ぶピンカートンの声がむなしく響く。

指揮:下野竜也

2000年東京国際音楽コンクール優勝と齋藤秀雄賞受賞、01年ブザンソン国際青年指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴び、以降国際的な活動を展開。国内の主要オーケストラに定期的に招かれる一方、ミラノ・ヴェルディ響、ストラスブール・フィル、ボルドー管、ロワール管、ウィーン室内管など各国のオーケストラに客演を重ね、09年ローマ・サンタ・チェチーリア管、チェコ・フィル、10年シュトゥットガルト放送響、11年南西ドイツ・フィルにデビュー。読売日本交響楽団の初代正指揮者(06年~13年)を経て、同団首席客演指揮者(13年~17年)として、10年余りの間、意欲的な姿勢とプログラム構成で高い評価を獲得。11年より広島ウィンドオーケストラ音楽監督。14年4月から京都市交響楽団常任客演指揮者、17年常任首席客演指揮者。17年より広島交響楽団音楽総監督。霧島国際音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本をはじめ、数多くの音楽祭にも参加。オペラの分野でも注目の公演で指揮を務めている。出光音楽賞、渡邉曉雄音楽基金音楽賞、新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。新国立劇場では12年、15年に『沈黙』を指揮している。

演出:栗山民也

早稲田大学文学部演劇学科卒業。主な演出作品に『GHETTO/ゲットー』『きらめく星座』『海をゆく者』『組曲虐殺』『スリル・ミー』『ピアフ』『藪原検校』『アルカディア』『ディスグレイスド 恥辱』などがある。紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞 最優秀演出家賞、芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞千田是也賞、朝日舞台芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。紫綬褒章受章。新国立劇場では、『今宵限りは・・・』『ブッダ』『キーン』『夜への長い旅路』『欲望という名の電車』『ピカドン・キジムナー』『夢の裂け目』『ワーニャおじさん』『櫻の園』『浮標』『涙の谷、銀河の丘』『夢の泪』『世阿弥』『胎内』『喪服の似合うエレクトラ』『箱根強羅ホテル』『母・肝っ玉とその子どもたち』『夢の痂』『CLEANSKINS/きれいな肌』『氷屋来たる』『まほろば』『雨』『マニラ瑞穂記』『あわれ彼女は娼婦』、オペラ『夕鶴』『蝶々夫人』を演出。2000年から7シーズン新国立劇場演劇芸術監督を務め、05年から16年3月まで新国立劇場演劇研修所初代所長を務めた。

蝶々夫人:中村恵理(ソプラノ)

大阪音楽大学、同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第5期修了。2008年英国ロイヤルオペラにデビュー。翌年、同劇場の『カプレーティ家とモンテッキ家』にネトレプコの代役として出演し、一躍脚光を浴びる。そののち、カーディフ国際声楽コンクールにて、歌唱賞・オーケストラ賞の両部門で本選進出。10~16年はバイエルン州立歌劇場専属歌手となり、『フィガロの結婚』スザンナ役でデビュー後、ケント・ナガノ、キリル・ペトレンコ、大野和士らの指揮のもと、『魔笛』『ホフマン物語』『ヘンゼルとグレーテル』『ボリス・ゴドゥノフ』などに主要キャストとして出演。英国ロイヤルオペラに『フィガロの結婚』スザンナ、『ウェルテル』ソフィー、『トゥーランドット』リューなどで客演に招かれるほか、ベルリン・ドイツ・オペラ、ザルツブルク州立劇場など客演多数。16年11月、『チェネレントラ』クロリンダでウィーン国立歌劇場にデビュー。19年には台中国家歌劇院の『神々の黄昏』ヴォークリンデに出演。12年度アリオン賞、15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、17年第47回JXTG音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。大阪音楽大学客員教授、東京音楽大学非常勤講師。新国立劇場では『フィガロの結婚』バルバリーナ(03、05年)、スザンナ(07、17年)、06年『イドメネオ』イーリア、07年『ファルスタッフ』ナンネッタ、19年『トゥーランドット』リューなど出演多数。

ピンカートン:ルチアーノ・ガンチ(テノール)

ローマ生まれ。豊かで明るい声で魅了する新世代のテノール。2001年ドミンゴの「オペラリア」コンクール入賞、同年『フィガロの結婚』『ジャンニ・スキッキ』でデビューし、翌年には『椿姫』アルフレードに出演。プッチーニ・フェスティバル『蝶々夫人』ピンカートンをはじめ、『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『カヴァレリア・ルスティカーナ』トゥリッドゥとプッチーニの諸役を歌い、12年にザルツブルク州立劇場『椿姫』で国外デビュー。ミラノ・スカラ座、フィレンツェ歌劇場、ナポリ・サンカルロ歌劇場、ヴェローナ野外音楽祭、ボローニャ歌劇場、パレルモ・マッシモ劇場などへ『蝶々夫人』ピンカートン、『トスカ』カヴァラドッシ、『椿姫』アルフレード、『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ、『ナブッコ』イズマエーレ、『カルメン』ドン・ホセなどで次々に出演。近年では、サンカルロ歌劇場『蝶々夫人』ピンカートン、フィレンツェ歌劇場『カルメン』ドン・ホセ、ニース歌劇場『アンドレア・シェニエ』タイトルロール、リセウ歌劇場『アイーダ』ラダメス、マチェラータ音楽祭『イル・トロヴァトーレ』、『アイーダ』ラダメス、ボリショイ劇場『椿姫』アルフレードなどに出演している。新国立劇場初登場。

シャープレス:アンドレア・ボルギーニ(バリトン)

シエナ出身。多くの声楽コンクールに入賞後、2012年に『セビリアの理髪師』フィガロでデビューし、サン・ガルガーノとサン・ジミニャーノのオペラフェスティバルで『カルミナ・ブラーナ』のソリストを務める。12年から18年までバイエルン州立歌劇場専属歌手となり、『ラ・ボエーム』ショナール、『リゴレット』マルッロ、『ホフマン物語』ヘルマン、『カルメル会修道女の会話』看守、『カルメン』モラレスなど多くの公演に出演。最近では、バイエルン州立歌劇場のボーイト『メフィストーフェレ』ワグナー、トリエステ歌劇場『連隊の娘』シュルピス、カリアリ歌劇場『奴隷』イベール、『道化師』シルヴィオ、『椿姫』ジェルモンに出演。エルル音楽祭『ギヨーム・テル』タイトルロール、ブッセート・ヴェルディ劇場『アイーダ』アモナズロに出演。18年ラヴェンナ音楽祭では『リゴレット』タイトルロールに出演した。新国立劇場初登場。

スズキ:但馬由香(メゾソプラノ)

武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。第50回日伊声楽コンコルソ入選。第31回飯塚新人音楽コンクール第1位。2006年藤原歌劇団『ラ・チェネレントラ』ティーズベ役にてオペラ・デビュー。その後も『ラ・トラヴィアータ』アンニーナ、『ランスへの旅』モデスティーナ、『リゴレット』小姓、『どろぼうかささぎ』ピッポ、『セビリャの理髪師』ベルタ、『ノルマ』クロティルデ、『蝶々夫人』スズキ、『貞節の勝利』ロジーナ・カルッチャなどに出演、2018年『ラ・チェネレントラ』ではタイトルロールのアンジェリーナに出演し好評を博す。オペラのほか、『第九』『メサイア』『スターバト・マーテル』、モーツァルト『レクイエム』『戴冠ミサ』などの宗教曲のソリストやコンサートでも活躍している。新国立劇場には20年『夏の夜の夢』ハーミアでデビューした。藤原歌劇団団員。

<インフォメーション>

ジャコモ・プッチーニ 「蝶々夫人」

全2幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉

公演日程:2021年12月5日(日)14:00/7日(火)19:00/10日(金)14:00/12日(日)14:00

会場:新国立劇場オペラパレス

チケット料金:S:22,000円・A:16,500円・B:11,000円・C:6,600円・D:3,300円・Z:1,650円 前売開始:2021年11月6日(土)

※新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を講じた新時代の生活様式に基づき、演出の一部を変更して上演します。

※招聘キャスト、指揮者につきましては、出入国制限の状況により変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

指揮:下野竜也

演出:栗山民也

美術:島次郎

衣裳:前田文子

照明:勝柴次朗

再演演出:澤田康子

舞台監督:斉藤美穂

蝶々夫人:中村恵理

ピンカートン:ルチアーノ・ガンチ

シャープレス:アンドレア・ボルギーニ

スズキ:但馬由香

ゴロー:糸賀修平

ボンゾ:島村武男

神官:上野裕之

ヤマドリ:吉川健一

ケート:佐藤路子

合唱指揮:冨平恭平

合唱:新国立劇場合唱団

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

芸術監督:大野和士

公演情報 WEBサイト https://www.nntt.jac.go.jp/opera/madamabutterfly/

チケットのご予約・お問い合わせ:新国立劇場ボックスオフィスTEL:03-5352-9999(10:00~18:00)

新国立劇場Webボックスオフィス:http://pia.jp/nntt/

チケット取り扱い:チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットほか

*Z席1,650円:公演当日朝10時より、新国立劇場 Web ボックスオフィスほかで販売。1人1枚。電話予約不可。

*当日学生割引(50%)、ジュニア割引(20%)、高齢者割引、障害者割引、学生割引、当日学生割引(50%)など各種割引あり。

*未就学児入場不可。

*新国立劇場における新型コロナウイルス感染拡大予防への取り組みと主催公演ご来場の皆様へのお願い  https://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_017576.html

Share (facebook)
Filed under: お知らせ — イタリア文化会館東京 10:00

inferno@kazan

Buongiorno a tutti!

今日は立本夏山ひとり芝居新作公演 『inferno@kazan』をご紹介します。

『inferno@kazan』はダンテの『神曲』地獄篇から着想を得たひとり芝居で、2011年よりひとり芝居を中心に活動してきた俳優 立本夏山が、演劇と舞踏からのリサーチを用いて「現代の地獄」に迫ります。

コロナ禍で人類が目の当たりにした「死」、「恐怖」、「混乱」、「疑い」、「憎しみ」・・・。現代における「地獄」とは何なのか。故郷フィレンツェを追放されたダンテが、苦悩のなか、自身の生涯をかけて書いた『神曲』の《地獄》と、《現代の地獄》を生きる〈からだ〉の出会いはどのような化学反応を起こすのか。ダンテ没後700年を記念し、現代アーティストが集結。新たな想像力とインスピレーションに溢れた作品を発表します。イタリアにゆかりのあるブラジル出身の美術家Francisco Daniel A. Moreira絵画展も同時開催されます。

<インフォメーション>

『inferno@kazan』

原作:ダンテ『神曲 地獄篇』

10月22日(金) 14時・19時

10月23日(土) 19時

10月24日(日) 13時・18時

会場
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
3331 Arts Chiyoda

演出:鹿島将介 (重力 /Note)

映像:飯名尚人

出演:立本夏山

舞台監督・照明:内田誠

音楽:中里広太

衣装:金田かお里 (undaily gate)

面製作:稲田貴志

宣伝写真:小杉朋子

宣伝絵画:Francisco Daniel A. Moreira

制作アドバイザー:熊谷薫

制作:西木場あかね

プロデューサー:市川喜愛瑠

主催:Kazan office.

アートにエールを!ステージ型支援事業

お問合わせ
Kazan office. (担当:市川)
mail@kazan-office.com

TEL:080-4164-4150 / FAX:03-6453-9333

ホームページ:https://kazan-office.jimdofree.com

Share (facebook)
Filed under: 未分類 — イタリア文化会館東京 09:38

Luce e ombra

Buongiorno a tutti!

今日は新しいインスタレーションの世界、「Luce e Ombra ルーチェ・エ・オンブラ ~光と影~」をご紹介します。

「Luce e Ombra ルーチェ・エ・オンブラ ~光と影~」は、吉川隆弘の超絶技巧のピアノ演奏、西島数博とNAOの独創的感覚のコンテンポラリーダンス、世界的ファッションデザイナーJUNKO KOSHINOの衣裳を映像クリエイションで魅せる空間芸術(インスタレーション)です。超絶技巧のピアノ、独創のダンス、衣裳、映像で魅せる新ステージをどうぞお見逃しなく!

<PROGRAM>

ラヴェル『水の戯れ』

ベートーヴェンピアノソナタ第23番『熱情』

ドビュッシー『月の光』

ジョン・ケージ『ある風景の中で』

サティ『ジムノペディ第1番グノシエンヌ第4番』

ストラヴィンスキー『ペトルーシュカからの3楽章』

<出演>

吉川隆弘 ピアノ

ミラノを拠点に活躍するピアニスト。東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。2015年ミラノ・スカラ座首席クラリネット奏者ファブリツィオ・メローニとのCD「Vifet Rythmique」をドイツグラモフォンより発売。イプシロン・レーベル制作のCDベートーヴェン、ドビュッシー、シューマン、リスト、モーツァルトはレコード芸術誌上で特選盤となるなど高評を得ている。2020年の浜離宮朝日ホールでの演奏会はNHK「クラシック倶楽部」及びNHKFM「ベストオブクラシック」で放送される。本年6月「MusicTomorrow2021」にてNHK交響楽団と共演。2018年から19年にかけてミラノ・スカラ座のバレエ公演「Petite mort」にてモーツァルトのピアノ協奏曲をソロ演奏(全20公演)。西島数博とは2012年の「ジュリエットからの手紙」以降、ミラノ公演、-INORI- 公演など6回の共演を重ねている。

オフィシャルサイト:http://takahiroyoshikawa.com

西島数博 ダンス/演出・振付

3歳より宮崎の伊達バレエスクールにてバレエを学ぶ。18歳で渡仏し、フランスにて国際コンクール第1位受賞、国内外で活動。帰国後は、スターダンサーズバレエ団の他、多数の公演に出演する傍ら、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」出演から芸能界でも活躍。主演映画「るにん」アメリカの映画祭でグランプリ受賞。2014年にジャパンダンスイノベーションを立ち上げ、音楽劇「ドラマティック古事記」新国立劇場にてフルオーケストラで上演、ピアニスト吉川隆弘とイタリアにて共演の他、コシノジュンコプロデュース「TOSHIMA ARTS LIVE 2021」振付・出演等、異ジャンルとのコラボを中心に多彩な活動を展開。オフィシャルYouTube「西島ダンスチャンネル」配信中。

オフィシャルサイト:http://jdancei.com

NAO ダンス

3歳より東京バレエ団附属バレエ学校にてバレエを始める。

2002年に渡英しイングリッシュナショナル・バレエスクールに3年間在籍し、クラシックバレエ・ノーテーション・コレオグラフィ・コンテンボラリー・ジャズダンス等幅広く学ぶ。帰国後は日本女子体育大学・運動科学科:舞踊学専攻を卒業。現在は、映画・CM・ファッションショーなどで活動と同時に都内で指導を行っている。2018年6月にイタリア・ミラノ郊外で開催された吉川隆弘と西島数博とのコラボ公演ではガーデンパフォーマンスに出演。

コシノジュンコプロデュース「TOSHIMAARTSLIVE2021」へ出演。

コシノジュンコ デザイナー

1978年から22年間パリコレクション参加。以降、北京、NY(メトロポリタン美術館)、キューバ、ロシア、スペインなど世界でショーを開催。国際的な文化交流に力を入れる。オペラやブロードウェイミュージカルの舞台衣装、JOC セカンドエンブレム等を手掛ける他、国内被災地への復興支援活動も行っている。VISIT JAPAN大使、2025年日本国際博覧会協会 シニアアドバイザー、文化庁「日本博」企画委員、文化功労者。2021年フランス政府より「レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ」受章。毎週日曜17時~ TBSラジオ「コシノジュンコMASACA」放送中。近著「コシノジュンコ 56の大丈夫」(世界文化社)。

<インフォメーション>

Luce e Ombra ルーチェ・エ・オンブラ~光と影~

金沢
11月9日(火)18:30開場/19:00開演
金沢21世紀美術館 シアター21

東京
11月13日(土)12:30開場/13:00開演 16:30開場/17:00開演
代官山 HILLSIDE PLAZA

衣裳デザイン:JUNKO KOSHINO

映像ディレクション:鈴木順之

演出・振付:西島数博

演出振付助手:清水夏生

照明:吉川ひろ子(CAT)

舞台監督:和田健汰(Keystones)

宣伝スチール撮影:SHIN ISHIKAWA

宣伝デザイン:梅澤知生

主催:株式会社エヌディプラス

協力:イプシロン・インターナショナル株式会社 JUNKO KOSHINO株式会社 株式会社Sketch 奥沢スタジオバレット ジャパンダンスイノベーション

撮影協力:イタリア文化会館

金沢公演協力:WALK空間DESIGN

チケットご予約・お問い合わせ

公演事務局 balletto.pianoforte@gmail.com

※感染症拡大防止対策により座席の間隔をあけ、席数を減らし上演されます。

Share (facebook)
Filed under: お知らせ,イタリアイベント情報 — イタリア文化会館東京 10:00

映画『ほんとうのピノッキオ』

Buongiorno a tutti!

ピノッキオの奇想天外な大冒険を『ゴモラ』の鬼才マッテオ・ガローネが斬新に映像化!

「ピノッキオの冒険」が原作の映画『ほんとうのピノッキオ』(原題:『PINOCCHIO』)が、11月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開されます。

イタリアの作家カルロ・コッローディの「ピノッキオの冒険」は、1883年に出版されて以降、100年以上にわたって世界中で読み継がれてきた児童文学で、ディズニーによるアニメーションでも広く親しまれてきました。現在、ギレルモ・デル・トロ、ロバート・ゼメキスによる新作も進行中です。ピノッキオといえば“嘘をつくと鼻が伸びる”エピソードで知られていますが、本当のピノッキオは、無邪気な操り人形に見せかけて、実は行く先々でトラブルを巻き起こす、“悪童”だということを皆さんご存知でしょうか!?

丸太棒が変身したピノッキオの奇想天外な大冒険を、『ゴモラ』の鬼才マッテオ・ガローネが原点に回帰して、斬新にビジュアライズ。旅の途上に登場する世にも奇妙な生きものたち、人生の不条理や社会風刺を盛り込んだ寓話的なストーリー展開を、圧倒的な映像美で描き出します。本国イタリアで公開されるや大ヒットを記録、オスカー候補にも名を連ねました。まさに大人のためのおとぎ話と呼ぶにふさわしい、神秘的で驚きに満ちたダークファンタジーがここに誕生しました。

本年度アカデミー賞にて衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞2部門にノミネート、その年公開のイタリア映画No.1の動員数を記録しました。

<STORY>

あなたはまだ知らない、本当のピノッキオをー

貧しい木工職人のジェペット爺さん(ロベルト・ベニーニ)が丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始めた。ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)と名付けられたやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出して、森の奥深くへと誘われる。道中、ターコイズ・ブルーの髪を持つ心優しき妖精の言いつけにも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さない。なおも命からがらの冒険を繰り広げるピノッキオは、はたして「人間の子どもになりたい」という願いを叶えられるのだろうか……。

<インフォメーション>

映画『ほんとうのピノッキオ』

監督/共同脚本:マッテオ・ガローネ(『ゴモラ』『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)

プロデューサー:ジェレミー・トーマス(『戦場のメリークリスマス』)

出演:ロベルト・ベニーニ(『ライフ・イズ・ビューティフル』)、マリーヌ・ヴァクト(『17歳』)、フェデリコ・エラピ

2019年/イタリア映画/シネマスコープ/124分/映倫区分:G/原題:PINOCCHIO/字幕:杉本あり

後援:イタリア大使館、イタリア文化会館

配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ

©ARCHIMEDE SRL – LE PACTE SAS

公式サイト: happinet-phantom.com/pinocchio/

公式twitter:@Pinocchio_2021

配給・宣伝お問合せ ハピネットファントム・スタジオ TEL:03-6862-0361 

Share (facebook)
Filed under: お知らせ,イタリアイベント情報 — イタリア文化会館東京 15:00
2021年10月
« 9月   11月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031