オリーブ通信 第11号

Buongiorno a tutti!

トレントで買い込んだワインなどをマルケの定宿に置いて、アンコーナ空港から、一路、シチリアへ向かいます。

翼下に広がるはアドリア海。

半島をまたいでティレニア海側へ。

ナポリ湾とソレント半島が見えます。

 

トラーパニ空港に到着し、マルサラへ直行。

マルサラ酒のカンティーナツアーに参加しました。

大きいものから小さいもの。

年代ものから新しいもの、たくさんの樽があり、そのスケールに圧倒されました。

マルサラ酒はアメリカが一大輸出先だそうですが、お料理用に使われるのがメインだと、生産者さんはちょっと残念がっていました。

ぜひ、まずは、お酒として楽しんでいただきたいとのこと。

ツアーの最後にはお楽しみのマルサラ酒のテイスティング。

熟成によって香りも味わいの違う3種のマルサラ酒。

あわせるチーズも軽いペコリーノから重たいゴルゴンゾーラが用意されていました。

う~ん、美味!

マルサラ酒の美味しさに感動!

ショップでお買い物しちゃいました。

 

マルサラから南下して、シチリアの南岸の町、オレンジの町として有名なリベラ(Ribera)へ。

ここでオリーブ園を経営しているCinziaのおうちにご厄介になります。

シチリアの美味しい家庭お料理がいただけるのも幸せ~♪

こちらは、豚肉をたっぷりの野菜で煮込んだ一品。自家製オリーブオイルたっぷりがポイント。

農園で採れたトマト、バジル、ニンニク、アーモンドで

美味しいパスタ、トラーパニ風のできあがり。

こちらもオリーブオイルをふんだんに入れるのを忘れずに。

シチリア名物の長ズッキーニ(zucchina lunga) とサボテンの実(fico d’india)。

美味しいパスタソースと食後のデザートになりました。

 

Cinziaがぜひ見せたいところがあると、連れて行ってくれたのは、

Scala dei Turchi、(トルコ人の階段)と呼ばれる、白い海岸段丘。

蒼い海と碧い空に白い崖が美しく映えて、

まるで別世界のよう。

しばし時間を忘れて座り込んでいました。

 

そして、アグリジェント。

長年訪れたいと願っていた憧れの地です。

神殿群の中にオリーブの巨木がありました。

樹齢千年以上・・・この木も、遺跡と共に悠久の歴史を見てきたのでしょうか。

歴史におけるオリーブという木の象徴性を感じます。

アグリジェントの町は、ギリシャ人により、紀元前581年に築かれ、栄えました。

特に、紀元前480年のヒメラの戦いでカルタゴを打ち破ったときに多くの神殿が築かれたのでした。

 

 

Riberaに戻って・・・Cinziaのオリーブ畑。

彼女のおじいさんが大事に築き上げてきた畑です。

農業のイロハから、すべてを教えてくれたおじいさん、2年前、彼女がパレルモ大学の仕事を辞めて、就農を始めた矢先に残念ながら亡くなってしまいましたが、おじいさんの遺志を受け継ぎ、彼女は立派にも農業会社を立ち上げました。

オリーブオイルなどの生産とともに、北イタリアのトリノの消費者グループに直接、地元の特産品を届けるという新規事業も始めています。

そのCinziaのオリーブオイル。

希望に輝く緑の雫です。

 

今、イタリアの経済状況は難しい局面にありますが、農業に携わる若者たちは前を向いて進んでいるのが頼もしい限りです。

応援していきたいと思います!

 

次回は、シチリアの東南へ・・・

 

イタリア文化会館

イタリア語コース

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Filed under: オリーブ通信 — admin@iictokyo.com 14:56  Comments (0)
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