イタリア映画祭2015 5月5日[水・祝]
イベント開始日:2015年05月05日(火)
イベント終了日:2015年05月05日(火)
上映予定
E『われらの子供たち』
[2014年/92分] 原題:I nostri ragazzi
監督:イヴァーノ・デ・マッテオ Ivano De Matteo
前作『幸せのバランス』(映画祭では『綱渡り』)に続き、デ・マッテオ監督が選んだテーマは家族。売れっ子弁護士と献身的な小児科医の兄弟は、気質も生き方も対照的で、妻同士も争いが絶えない。しきたりに従って月に1回は高級レストランに集まる4人だが、ディナーの席でも会話はかみ合わない。そんな二つの家族に重大な問題が起こり、難しい選択を迫られることになる。アレッサンドロ・ガスマン、ジョヴァンナ・メッゾジョルノ、ルイジ・ロ・カーショ、バルボラ・ボブローヴァの豪華キャストが円熟の演技を見せる。
短編作品
e.『イタリアの奇跡』
原題:Miracolo italiano
監督:ジョヴァンニ・ピペルノ
Giovanni Piperno

H『僕たちの大地』
[2014年/100分] 原題:La nostra terra
監督:ジュリオ・マンフレドニア Giulio Manfredonia
『人生、ここにあり!』が大きな感動を呼び起こしたマンフレドニア監督の新作は、協同組合に実際に起きた出来事を基にしたコメディー。南イタリア、プーリアの小さな村では、マフィアから接収した土地で協同組合が有機農業を始めようとしていた。助けを請われて、反マフィア活動に取り組むフィリッポが協同組合に加わる。フィリッポと個性的な仲間たちの前に様々な問題が立ちはだかるが、乗り越えて目標に向かっていこうとする。マフィアの脅しに屈せず、自分たちの土地を守ろうとする人々の勇気が胸を打つ。
短編作品
d.『田舎のイタリア』
原題:L’umile Italia
監督:ピエトロ・マルチェッロ
&サラ・フガイエール
Pietro Marcello e Sara Fgaier

A『幸せの椅子』
[2013年/94分] 原題:La sedia della felicità
監督:カルロ・マッツァクラーティ Carlo Mazzacurati
昨年1月に57歳の若さで亡くなったマッツァクラーティ監督の遺作。イザベッラ・ラゴネーゼ、ヴァレリオ・マスタンドレア、ジュゼッペ・バッティストンら演技派俳優のコミカルなやりとりがほほ笑ましい冒険譚。借金を抱える美容師のブルーナは、顧客の一人から急死する直前に宝が詰まった椅子の在りかを告げられる。これ幸いと、同じくお金に困っている刺青師のディーノと一緒に椅子を探し求めるが、謎の司祭が二人の後を追う。はたして二人は無事に「幸せの椅子」を見つけられるだろうか?
短編作品
a.『トゥビオロと月』
原題:Tubiolo e la luna
監督:マルコ・ボンファンティ
Marco Bonfanti

W『ラ・パッショーネ』
[2010年/106分] 原題:La Passione
監督:カルロ・マッツァクラーティ Carlo Mazzacurati
監督作が日本で劇場公開されることはなかったが、現代のイタリア映画に欠かせない存在だったマッツァクラーティ監督を追悼して、心温まる喜劇を再上映する。スランプに陥って5年間も新作が出せない映画監督ジャンニ(シルヴィオ・オルランド)に、テレビ女優が主演の映画の話が舞い込むが、トラブルから「キリストの受難(ラ・パッショーネ)」の舞台も演出する羽目に。次から次へとトラブルに見舞われ、あわてふためくジャンニはどちらも完遂できるだろうか?2010年ヴェネチア国際映画祭コンペ部門出品。

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