イベント終了日:2013年11月02日(土)
アントニオ・タブッキ 水平線の彼方へ 
アントニオ・タブッキ(1943-2012)は、現在日本でもっとも読まれているイタリアの小説家です。彼の作品は、多くの言語に翻訳され、ノーベル文学賞候補として名前が挙がったこともあります。日本語に翻訳されているのは15作で、多くの読者に愛されています。
タブッキの美的感覚は作品だけでなく、洗練されたライフスタイルにも表れており、魅了された多くの写真家がポートレートを撮影し、アーティストが彼の姿を描いています。また、インスピレーションを受けたデザイナーや画家たちが、絵画作品や彫刻を彼のために制作しています。
タブッキの創作活動は小説にとどまらず、戯曲も執筆し、その喜劇作品は多くの国で上演されています。さらに、タブッキの作品を原作として、イタリア内外の監督によって映画化されています。
今回の一連の企画は、イタリア語原著および日本語を含む他言語への翻訳書、写真、ゆかりの品々などを集めた展覧会、シンポジウム、映画上映会を通して、このタブッキの世界を多面的に紹介するものです。
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アントニオ・タブッキ展示会 2013年10月19日 - 2013年11月2日展示内容:作品(イタリア語原著、日本語訳書、他言語の翻訳書)、タブッキの写真、ゆかりの品々、タブッキ関連のシンポジウムなどのポスターやチラシ、タブッキと親交のあったアーティスト(ジョゼ・ド・ギマラエシュ、トゥッリオ・ペリコリ、ダヴィデ・ベナーティ)の作品他。
インフォメーション:
日程: 2013年10月19日 - 2013年11月2日
時間: 11時~18時 (10月27日休館)
場所: イタリア文化会館エキジビションホール 1 F
主催: イタリア文化会館
協力: シティカードジャパン株式会社、フィアット クライスラー ジャパン、アリタリア-イタリア航空
入場無料
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シンポジウム 2013年10月20日(日)10:30 開会の挨拶:ジョルジョ・アミトラーノ(イタリア文化会館館長)
第一部「タブッキを語る」
10:40 マリア・ジョゼ・ド・ランカストレ(タブッキ夫人)
11:00 アンドレア・バイヤーニ(作家)
11:20 和田忠彦(東京外国語大学教授)
11:40 討論 第二部「タブッキを読む」
13:30 ≪対談≫
堀江敏幸(作家、早稲田大学教授)いとうせいこう(作家、俳優)司会:和田忠彦
14:10 澤田直(立教大学教授)
14:30 小池昌代(作家)
14:50 休憩
15:10 村松真理子(東京大学准教授)
15:30 花本知子(京都外国語大学講師)
15:50 タブッキ作品朗読
*日伊同時通訳付
お申し込み:件名を「タブッキシンポジウム」とし、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにてeventi.iictokyo@esteri.itまでお申し込みください。当日は、途中での入退室も可能です。
インフォメーション:
日程: 2013年10月20日
時間: 10:30~16:20
場所: イタリア文化会館 アニェッリホール
主催: イタリア文化会館
協力: シティカードジャパン株式会社、フィアット クライスラー ジャパン、アリタリア-イタリア航空
入場無料。要予約
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アントニオ・タブッキ 特別上映会タブッキの作品を原作とする映画を上映(DVD上映)
*各回、上映前に作品解説があります(15分)
「インド夜想曲」(アラン・コルノー監督、1989年、110分)
10月21日(月)18時30分 *フランス語版日本語字幕付
「供述によるとぺレイラは…」(ロベルト・ファエンツァ監督、1995年、104分)
10月22日(火)18時30分 *イタリア語版日本語字幕付
「レクイエム」(アラン・タネール監督、1998年、100分)
10月23日(水)18時30分 *フランス語、ポルトガル語版イタリア語字幕付。
*お申し込み:件名を「10月○日上映会」とし、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにてeventi.iictokyo@esteri.itまでお申し込みください。
インフォメーション:
日程: 2013年10月21日 - 2013年10月23日
時間: 18時30分
場所: イタリア文化会館アニェッリホール
主催: イタリア文化会館
協力: シティカードジャパン株式会社、フィアット クライスラー ジャパン、アリタリア-イタリア航空
入場無料。要予約