イタリア関連のイベント情報をお伝えします。

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イタリアに関するイベント

イタリア文化会館は美術、音楽、映画、演劇、ダンス、ファッション、デザイン、写真等の多様な分野で文化催事を多数企画・開催しています(年間150以上のイベント)。

また、日本の様々な大学や教育機関などとの長年にわたる協力関係のもとで、学術的な催事・講演会を共催し、日本の諸機関や企業などが主催するイタリア関連イベントの積極的な後援も行っています。

より多くの日本の方々にイタリア文化の多彩な面に触れていただくため、イタリア文化会館では殆どのイベントを入場無料で開催しています。

Phersu ペルス ひとりのダンサーのためのマルチメディアインスタレーション

イベント終了日:2019年12月07日(土)

国際的に活躍するイタリア人演出家・振付家、ルカ・ヴェジェッティが、会場となるイタリア文化会館の空間を活用して創った新作「Phersu ペルス」を上演します。ダンサーの中村恩恵、作曲家のパオロ・アラッラ、美術家の吉田萠とのコラボレーションでできた珠玉の一作。ヴェジェッティ・ワールドをぜひご堪能ください。

*本作ではパフォーマンス中、ダンサーが会場を移動します。観客の方々にも途中、移動をお願いします。

上演時間:60分

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「Phersuペルス」は、イタリア文化会館のふたつの空間の中で繰り広げられるパフォーマンスプロジェクトです。タイトル " Phersu"は、ラテン語の「仮面」を意味するPersonaの語源とされる古代エトルリアの言葉に由来しています。
この作品はダンサー、中村恩恵の声と身体の動きの優れた表現力を基に構築される、コミュニケーションの不可能性をテーマとする作品です。その類い稀なパフォーマンスは、パオロ・アラッラの音楽、吉田萠の美術装置と相まって会館の二つのスペースを巡り、神話の詩的世界から派生した芸術のもつ、儀式性や呪術性の原初のカタチを探ろうとするものです。自らの身体のみが表現の手段であり、生の芸術と見做されているダンスの、表現要素としての声と肉体の動き。それらはこのパフォーマンスを総合芸術としてのオペラのひとつの新しいカタチの探求へと導き、観る者の内面に親密に関わると同時に、他者と共有される空間へと誘う、異なる芸術的表現の統合を目指そうとするものです。

ルカ・ヴェジェッティ
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原案・振付:ルカ・ヴェジェッティ
音楽・サウンドプロジェクト:パオロ・アラッラ
美術:吉田 萠
出演:中村 恩恵


お申し込み方法:
12月6日(金)18:30 こちらをクリックしてください。
12月7日(土)16:00 こちらをクリックしてください。
*各回定員120名
*両日の公演内容は同じです。
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it


ルカ・ヴェジェッティ 
Luca Veggetti

Veggetti ©Terry Lin credit.jpg

1963年ボローニャ生まれ。ミラノ・スカラ座附属バレエ学校で学ぶ。ダンサーとして活躍した後、1990年より振付家・演出家として活動。新しいテクノロジー、ビデオ、インスタレーションなど多様な表現メディアを使う。現代音楽にも関心をもち、カイヤ・サーリアホ、細川俊夫、シルヴァーノ・ブッソッティ、パオロ・アラッラと協働する。作品は、グッゲンハイム美術館パフォーマンスシリーズ「Works&Process」、ドローイング・センター、シテ・ドゥ・ラ・ミュジック、サントリーホール、ジャパン・ソサエティー、メトロポリタン美術館などで制作・上演されている。主なものに、ヤニス・クセナキス「オレステイア」(ミラー・シアターとグッゲンハイムWorks&Processの共同制作, 2008年)、カイヤ・サーリアホ「Maa」(ミラー・シアターとグッゲンハイムWorks&Processの共同制作, 2010年, シテ・ド・ラ・ミュジック、パリ, 2013年)、ヤニス・クセナキス「Pleiades」(ジャパン・ソサエティー)、「NOTATIONOTATIONS」(ドローイング・センター, 2013年)、「Scenario」(トレント・ロヴェレート近現代美術館, 2016年)、細川俊夫「斑女」(サントリーホール, 2009年)「The Raven」(ニューヨーク・フィル・ビエンナーレ, 2014年)など。近年の作品に、「左右左」(横浜能楽堂とジャパン・ソサエティーの共同制作, 2017年)、ヤニス・クセナキス「Kraanerg」(ボローニャ歌劇場, 2018年)、「Watermill」(BAMネクストウェーブ・フェスティバル)、「風が吹くかぎりずっと-ブルーノ・ムナーリのために」(世田谷美術館, 2018年)、「Am ende unser schatten」(オルデンブルク国立劇場, 2019年)などがある。


中村 恩恵 
Nakamura Megumi
©Terry Lin sayusa -performance - megumi 4.jpg

第17回ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル賞を受賞後渡欧。フランス・ユース・バレエ、モンテカルロバレエ団等を経て、1991~1999年イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターに所属。イリ・キリアン、マッツ・エック、オハッド・ナハリン、ナッチョ・デュアットなど現代を代表する振付作家達の創作に携わる。退団後は、オランダを拠点に振り付け活動を展開する。2000年、自作自演ソロ「Dream Window」にてオランダGolden Theater Prizeを受賞。2001年彩の国さいたま芸術劇場にて、キリアン振付「Black Bird」主演、ニムラ舞踊賞受賞。2007年日本へ活動の拠点を移す。Noism07委嘱作品「Waltz」にて舞踊批評家協会新人賞受賞。
新国立劇場プロデュース作品「Shakespeare THE SONNET」「小さな家」「ベートーベン・ソナタ」等の代表作の他、さまざまな場にて実験的なプロダクションを手がける。第61回芸術選奨文部科学大臣賞、第62回横浜文化賞、第31回服部智恵子賞、2018年度紫綬褒章、第67回神奈川文化賞等の受賞歴を持つ。


パオロ・アラッラ 
Paolo Aralla

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1960年レッチェ生まれ。F.ドナトーニに師事し、シエナ・キジャーナ音楽院およびサンタ・チェチーリア国立アカデミーで学ぶ。また、M.クーローのもとで研鑽を積む。主要な作曲コンクールに参加し、1990年にオランダの国際ガウデアムス作曲コンクール第1位になるなど受賞多数。1997年には、アンサンブル・アンテルコンタンポランより作品を委嘱され、「潮流:練習帳1」を作曲。同作品は1999年にパリのシテ・ドゥ・ラ・ミュジックで初演された。その後、アルトゥーロ・トスカニーニ財団、ミラー・シアター、ボローニャ歌劇場、ガウデアムス財団、ヴェネツィア・ビエンナーレ、ジョイス・シアターなどから作品を委嘱される。2009年には、ニューヨークのオーストリア文化フォーラムが、アラッラの作品を演奏するコンサートを主催する。数年前から情報音楽の分野に携わり、また、2005年より振付家ルカ・ヴェッジェッティとともに、音楽とダンスのプロジェクトPieces for the Human Voiceを行っている。2002年にボローニャで、フォンターナMIXアンサンブルを結成。現在、ボローニャのマルティーニ国立音楽院で教鞭を執っている。


吉田 萠 
Yoshida Moe

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1998年渡伊、2004年ボローニャ美術学院絵画科卒業。
自己の表現活動を行うと共に舞台芸術の分野でルカ・ヴェジェッティとのコラボレーションを積極的に行っている。同氏との主なコラボレーションに、細川俊夫「班女」(日本初演, サントリーホール, 2009年)、カイヤ・サーリアホ「Maa」(ミラー・シアターとグッゲンハイムWorks&Processの共同制作, 2010年, シテ・ド・ラ・ミュジック、パリ, 2013年)、「風が続く限りずっと-ブルーノ・ムナーリのために」(世田谷美術館, 2018年)、人形劇プロジェクト「存在しない、その誘惑」(ヴェルディ劇場, ミラノ, 2016年)、アーノルド・シェンベルグの「ペレアスとメリザンド」(Swedish Cottage Marionette Theater, ニューヨーク, 2017年)、「視線の地獄。モーリス・メーテルリンクの人間と動物の世界より」(MAMboボローニャ近代美術館, 2019年)などがある。
主な展覧会に、個展「Cani Correnti」(LocaleDue, ボローニャ, 2014年)、「ジェルンディオ」、「メモリー/変態」(Gallery Taga2, 東京, 2017, 2019年)、グループ展「ニューコレクション展-未発表、再発見-」(モデナ市立美術館, 2015年)など。

<インフォメーション>

開催日:2019年12月06日、07日
主 催:イタリア文化会館
入 場:無料
会 場:イタリア文化会館エキジビションホール(1F)、アニェッリホール(B2F)
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日本・イタリア・フランス・台湾ダンス交流事業 Museum of Human E-Motions

イベント終了日:2019年12月14日(土)

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日本・イタリア・フランス・台湾ダンス交流事業は海外の芸術家や芸術団体との双方向の国際文化交流の活性化を目的としたアーティスト・イン・レジデンスのプロジェクトです。各国から1名の振付家・ダンサーが参加しています。

2019年度は「身体」と「感情」をキーワードに、サイトスペシフィックなダンス・パフォーマンスを研究する試みとして、イタリア、フランス、日本、台湾で滞在制作を行なっています。2019年8月にはイタリアの「コムーネ・ディ・バッサーノ・デル・グラッパ」で、9月に「ラ・ブリケトリ - ヴァル・ド・マルヌ国立振付開発センター」で滞在制作を実施しました。そして、2019年12月にセゾン文化財団の森下スタジオに滞在し、その中間発表として、 12月14日(土)にイタリア文化会館で滞在成果を発表します。また、パフォーマンス終了後に、トークを行う予定です。

日時:12月14日(土)15:00-17:00 入場無料(要申込)
会場:イタリア文化会館

お申し込み方法:メールに必要事項を記入し、e-mail: residency@saison.or.jp
にお申し込みください。
※件名を「12/14公開プログラム」とし、①お名前②職業③参加人数④電話番号⑤このイベントをどのようにお知りになったかをご記入ください。
お申し込み締切:12月12日(木)17時(申込先着順/定員100名)


参加アーティスト

◇岩渕貞太 [日本]

1980年神奈川県生まれ。2005年より、「身体の構造」「空間や音楽と身体の相互作用」に着目した作品を創りはじめる。舞踏や武術をベースに日本人の身体と感性を生かし、生物学・脳科学等からインスパイアされた表現方法論「網状身体』を開発。2010年から、大谷能生や蓮沼執太などの音楽家と共に、身体と音楽の関係を描いた実験的な作品を発表している。また、現代アートやアニメーション、その他の分野のクリエイターとも積極的にコラボレーションしている。世田谷美術館のエントランスや横浜美術館のグランドギャラリー、六本木アートナイトの一部としての野外公演など、その空間の特性を活かして劇場の外で公演を行ってきた。ワークショップ開催に加え、さまざまな分野でも活動している。2012年、横浜ダンスコレクションEX2012にて、『Hetero』(共同振付:関かおり)が在日フランス大使館賞受賞。
http://teita-iwabuchi.com/


◇ソルール・ダラビ [イラン/フランス]
イラン出身のアーティストで、独学でパフォーマンスを学び、パリを拠点に活動する。彼/彼女はフランスへ移住前、イランでコンテンポラリーダンスの普及を試みた地下組織ICCDの一員として、イランで積極的に活動。ICCDはテヘランでダンス・フェスティバル、「Untimely」を開催し、ソルール・ダラビの作品を発表。モンペリエ国立振付センターでの研究中、時間と環境との共生に関する変容に疑問を投げかけるソロパフォーマンス作品『Subject to Change』を制作。2016年、モンペリエ・ダンス・フェスティバルで、言語、ジェンダー・アイデンティティ、セクシュアリティの概念を扱うソロ作品『Farci.e』を制作。2018年、再びモンペリエ・ダンス・フェスティバルで、ムハッラムの追悼の儀式に影響を受け、悲嘆、恐怖、苦しみといった感情への問いを題材に、脆弱性、影響するものそして影響を受けるものへの叙情歌『Savušun』を制作。Météoresと共同でプロジェクトの制作、ツアーを行っている。

◇マサコ・マツシタ [イタリア]
イタリア出身の振付家、ダンサー。2012年、英国のトリニティ・ラバン・コンセルヴァトワール・オブ・ミュージック・アンド・ダンスでBA(Hons)優等学士学位を取得。これまでに、米国のResidency Unlimited、イタリアのCentro Arti Visive Pescheria Pesaro、 PimOff Milan、CSC Garage Nardini、Teatro Sperimentale Pesaro、 フィンランドのErkki Hirvela Atelier Jämsä等のアーティスト・イン・レジデンスに滞在。また、イタリアでは、Civitanova Danza、La Quadriennale d’Arte di Roma、Kilowatt Festival等のフェスティバルに参加、その他、英国のSwallowsfeet、オランダのNeu Now、ノルウェーのRevnedans等で作品を上演。『UN/DRESS』は2019年のNew Italian Dance Platformで紹介され、最新作『MONSONE』は2019年のProspettiva Danza賞を受賞した。2019年からEUの6ヶ国のアーティスト、ダンスハウスが参加するプロジェクト「Dancing Museum」にコムーネ・ディ・バッサーノ・デル・グラッパの推薦を受けて参加している。
https://masakomatsushita.wordpress.com/


◇葉名樺(イェ・ミンファ) [台湾]

台湾、高雄出身。2006年、台北国立芸術大学でダンスの学士学位を取得。彼女の代表作の一つ、『Seize』は2010年、ヴェネツィア・ビエンナーレで行われた第7回国際コンテンポラリー・ダンス・フェスティバルに招待される。2013年、ノルウェーのAiR USF Bergenで滞在創作した『Nordic』は横浜ダンスコレクション2017(コンペティション1ファイナリスト)、国立台北教育大学北師美術館のSerene Gallery Performance Xで上演される。また、ヨコハマトリエンナーレ2017応援プログラムでキュレーター、天野太郎のコミッションで、渡辺豪の展示の関連イベントでダンス・パフォーマンスを発表。2018年、台湾の毓繡美術館の委託作品『振付家イェ・ミンファ、サム・ジンクス作品との物理的共鳴』を発表。アジアン・カルチュラル・カウンシル台北(ACC)から2018年度個人フェローシップ助成を受けて日本に滞在。インディペンデントの女性振付家として、自身の身体、感覚、美学を通して時間の流れをマッピングし、アーティスティックな解釈で表現を行う。
http://minghwayeh.com


国際提携機関

◇コムーネ・ディ・バッサーノ・デル・グラッパ[イタリア]
イタリアのヴェネト州にある基礎自治体の一つで、その文化部はヴェネト地方の文化やパフォーミング・アーツの振興の中心的な役割を担う。毎年、夏に現代演劇とコンテンポラリーダンスに焦点を当てたフェスティバル「B Motion」を開催。若手からベテランまでヨーロッパを中心に活躍する旬のアーティストの作品を上演している。European Dancehouse Network (EDN)、Aerowavesのメンバー。

◇ラ・ブリケトリ - ヴァル・ド・マルヌ国立振付開発センター [フランス]
パリ郊外のヴァル・ド・マルヌを拠点とする国立振付開発センターで、振付作品の普及や芸術家育成をミッションとし、コンテンポラリーダンス作品の共同製作、スタジオやレジデンシーの運営、ビエンナーレ形式のフェスティバルの開催を行う。IETMやAerowavesのメンバーで、ヨーロッパ有数の劇場やダンスハウスとの共同プロジェクトを多数展開している。

◇衛武営国家芸術文化センター[台湾]
通称、「Weiwuying」と呼ばれる衛武営国家芸術文化センターは2018年、高雄市のWeiwuying Metropolitan Parkに隣接してオープン。港町の高雄の湿度と塩分に耐えることができるユニークな表皮で構成された起伏のある構造が特徴的なデザインとして知られる。台湾ダンスプラットフォームを始め、地元や国際的なアーティストを紹介する様々なプログラムを展開。

<インフォメーション>
開催日:2019年12月14日
時 間:15:00
入 場:無料
会 場:イタリア文化会館
主 催:公益財団法人セゾン文化財団 
共 催:イタリア文化会館
助 成:令和元年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
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